【南関東の話題】
南関東は週前半に大井でダブル重賞、後半は船橋とのダブル開催と盛りだくさん。全レースに全霊を挙げて印を打つのはキツかったろうと、後期高齢者の我が身を顧みる。予想欄からの卒業は寂しいけれど、有能な後輩が育っていることを思えば潮時だったかも。これからも、与えられた持ち場で全力を尽くす。

東京スプリント　（大井千二）
1分12秒3（重）
1着ジャスティン
2着クロジシジョー
3着テイエムトッキュウ

ジャスティンは4年前にこのレースで初重賞制覇を飾った馬、当時は栗東の矢作厩舎所属で鞍上は坂井瑠騎手だった。8歳になった今、坂井瑠騎手の父坂井英光調教師の管理馬として帰ってきた。展開が向いたのは確かだが、外を回しながら前を行くテイエムトッキュウを捕まえてインから猛追したクロジシジョーを押さえたのだから立派。
クロジシジョーは水曜コラムに「距離が短ければ短いほどいいキュウドウクンが主張すれば、テイエムトッキュウが手こずるかも。そうなればこの馬の差し脚が、先行勢をまとめて面倒を見るかも。」と書いた通りの展開。大井出身のトップジョッキー・戸崎騎手が完璧なエスコートを見せたが、今回は1キロもらっていた1着馬を褒めるしかない。
テイエムトッキュウはキュウドウクンに行かれて、相手が早々にバテたため4コーナーの遥か手前で先頭に立たされる展開。後続の格好の目標になりながら、交わされても粘り通して3着を死守した。
4着ヘリオスは8キロ増やして地味なパドック、武豊騎手も無理に前を追いかけず大事に乗って掲示板確保。5着ギャルダルはパドックから良質な気合い乗り、これなら千二の流れにも対応できると思ったが、交流重賞の流れではいつものように押し上げられなかった。

皐月賞
予想もコラム執筆も減って、競馬ブックをじっくり読む時間やJRAのパトロールビデオを見る時間も取れるようになった。皐月賞について言えば、「横山典騎手は歴代最多の32回目の騎乗、セイウンスカイ以来26年ぶりの勝利となるか」「ビザンチンドリームは追加登録で参戦、テイエムオペラオー以来25年ぶりの追加登録馬の勝利となるか」「河内師は騎手としてアグネスタキオンで23年前の皐月賞制覇、調教師としての勝利となるか」「シリウスコルトが勝てば弥生賞3着馬の優勝はサニーブライアン以来27年ぶり、ルカランフィーストが勝てばスプリングS3着馬の優勝はダイワメジャー以来20年ぶり」という記事。今年77歳の喜寿を迎える我が身、四半世紀前の馬名を目にしても「ついこの間じゃないか」と思ってしまう。それだけに「レガレイラが勝てば76年ぶりの牝馬による制覇となる」という記事には、「自分が1歳の時？」とビックリ。長く生きると時間感覚も変わるな、と実感した次第。先週は「昭和の予想」で三連複的中、今週は「令和の予想」を心掛けた。
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☆誌上公開情報☆
福島06Ｒ
◎07グッドエクスプレス
単20％、複80％
「調整に時間がかかり、気性面からは使いつつ」と言っていた前走で好発進、「ひと叩きで感触が良くなってきたし、今度はもう少し反応良く動けるはず」と一転して強気の竹内師。福島1Rコウユーユメノヨウは「福島で減量騎手なら押し切り」、中山2Rユイノコドウも「乾いた馬場で」と星勘定に入っている。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

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