【南関東の話題】
南関東は日程が変更になって初めての川崎記念、冬の陽光の下のレースという印象が強かったのでナイター照明の下で返し馬を見るのが新鮮に感じた。帝王賞まで3ヶ月弱、ドバイへの壮行レースだったが年間スケジュールで見るとどの立ち位置になるのか試行錯誤のスタートになった。
私事で恐縮だが、年度が替わって競馬ブック南関東版の予想欄を無事に「卒業」と相成りました。今後は「竹内康光の狙い」というメインレースのコラムだけで皆さんにお目にかかることになり、山を降りながら「下りの2合目」まで来た感じ。当コラムも店じまいまでお付き合いください。

川崎記念　（川崎二一）
2分15秒5（重）
1着ライトウォーリア
2着グランブリッジ
3着アイコンテーラー

ライトウォーリアが外枠から注文を付けての逃げ、ついてきた3着馬を振り切って、2着馬が迫るともうひと伸び。3頭横並びでゴールに雪崩れ込んだが、吉原騎手がすかさず右腕を上げてガッツポーズ。大レースで絵になる男が、大仕事をやってのけた。「とにかくデキが良くて、ワンチャンスあると思って乗った。よく差し返してくれたし、最高です。」と鞍上。
グランブリッジは1着馬と3着馬を0秒8凌ぐ上がりで猛追、勝ったかの場面を作ったが勝ち馬の根性と馬場状態に泣いた。「牡馬相手の大レース、よく頑張っています。とにかくデキが良かった。」と川田騎手。
アイコンテーラーはライトウォーリアに差し返されて、グランブリッジにも差されてしまった。ゴール前で力尽きたようにも見えたが、「先頭に立ったところで気の悪さを出してしまって。悔しい。」と松山騎手。
4着ディクテオンは前走に続いて展開に恵まれず、勝ち馬を1秒4も上回る鬼脚を使ったが0秒2＝約1馬身及ばず。15キロ減って497キロだったが、499キロと494キロで勝っているので問題なし。5着セラフィックコールはダイオライト記念に続いて好位での競馬、インを追い上げたが上がりは入着馬で一番遅い40秒3。「船橋と砂質が違うのか、泥が固まって飛んで来たので馬が嫌がっていた。この馬のリズムを作り切れなかった。」とムルザバエフ騎手。

桜花賞
世代最強と目されるレガレイラが皐月賞挑戦、2歳女王アスコリピチェーノがぶっつけのローテを選択して桜戦線は混沌としている。血統表をザッと眺めても、ドフザダービー（ジェネラスとイマジン）・ウインドインハーヘア（ディープインパクト）・タバサトウショウ（スイープトウショウ）・マルバイユ（マルセリーナ）・サロミナ（サリオス）など国内外の大レースを勝った牝系がズラリ。こんな時は本来なら単穴▲を打ちたい馬を見つけて、思い切って本命◎にして大きな配当を狙いに行く。

☆誌上公開情報☆
中山03Ｒ
◎12ユイノコドウ
単20％、複80％
来週の中山GJにビレッジイーグル、再来週の福島牝馬Sにシンリョクカを送り込む竹内厩舎。今週も勝ち鞍を挙げて初重賞制覇に勢いをつけたいところ、ユイノコドウは「ひと息入れて疲れが取れたし、東京千三より中山千二というタイプ」、福島4Rロンギングバースは「いい頃のデキが戻っている」と強気。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

(バラ売り提供)

◆中山04R／単複
[100pt]

◆阪神11R／馬複・三連複
[100pt]

◆阪神12R／単複
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