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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2020/07/12 09:00

【南関東の話題】
南関東は梅雨が長引いていて、止んでもまた降り出しての繰り返し。馬場読みが難しいが、概ね前残りの馬場が続いている。クラシック最終戦・ジャパンダートダービーのJRA勢は今年もハイレベル。

ジャパンダートダービー (大井二千)
2分05秒9(重)
1着ダノンファラオ
2着ダイメイコリーダ
3着キタノオクトパス

ダノンファラオが先行して押し切り、1993年のエリザベス女王杯(当時は牝馬クラシック最終戦だった)の「ベガはベガでもホクトベガ!」を彷彿とさせる「ファラオはファラオでも…」の番狂わせ。前後半5F61秒3→64秒6のタフな流れ、ラスト1Fは14秒2までラップが落ちる消耗戦を制した以上は展開や馬場に恵まれたフロックでは決してない。坂井瑠騎手は大井の名手だった坂井英光騎手のご子息、矢作師も大井の重鎮だった矢作和人元調教師のご子息と師弟で故郷に錦を飾る大金星。
ダイメイコリーダは逃げて前出のハイペースを演出、4コーナーでの手応えは後続より明らかに良かったので「逃げ切られたか?」と思ったほど。古馬2勝級からの参戦は穴パターンの一つだが、これまでの多くは勝ち切っての参戦だった。450キロでデビューした馬が、前走比15キロ増で491キロと成長期に差し掛かっている。パドックではまだ後肢に緩さを感じさせて、更なる奥がある印象。
キタノオクトパスはカフェファラオを見る位置取り、相手が1コーナーで躓いて手前を替えられずゴチャついた時に前2頭にリードを取られたのが悔やまれる。母ヒロアンジェロは坂井英光騎手を背にトゥインクルレディー賞を制した馬、フェノーメノを父に迎えて身につけた持久力で消耗戦を戦い抜いた。
4着ブラヴールは父セレン母チャームアスリープという南関東夢の配合、京浜盃を勝った後に羽田盃は2着。東京ダービーを取り消した後はやや順調さを欠いて、「ケアに専念したので、まだ重いかも。」が陣営の評価。本橋騎手も「まだ7分のデキでしたが、凄い脚を使ってくれました。」と興奮気味に上がってきたほど、38秒7の上がりは勝ち馬を1秒上回るぶっちぎりの最速。秋が本当に楽しみになった。5着ミヤジコクオウはエスポワールシチーの半弟、チャンピオン血統だが牝系は概して晩成。偉大な兄も初勝利は3歳7月、3歳5月にオープンを勝ったこの馬もまだまだ成長する。

☆誌上公開情報☆
福島06R
◎03トキノワンカラット
単20%、複80%
昨日はユイノチャッキーが強い勝ち方を見せ、「先週の新馬(ロンギングバース・2着)ももったいない競馬だったし、2歳も勝たせて行きますよ。」と力を込めた竹内師。この馬は、「態勢は整った。まだ自分からという感じではないけど、追ってからはしっかり。」と評価。川崎オープンのトキノパイレーツの半妹、成長力も期待大。

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