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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2020/06/28 09:00

【南関東の話題】
南関東は週末の宝塚記念に先立って、ダート界の頂点を決める大一番・帝王賞が行われた。無観客の大井競馬場で、カクテルライトの下の熱戦はスローの上がり勝負に。

帝王賞 (大井二千)
2分05秒3(重)
1着クリソベリル
2着オメガパフューム
3着チュウワウィザード

クリソベリルは前後半5F63秒9→61秒4の超スローで全体時計は地味だったが、時計に関わらず勝ち切れる強さを発揮して国内無敗を継続。3歳夏までは勝ちっぷりに比して時計は水準級、ところが秋になると古馬との戦いで時計勝負に対応してチャンピオンズCで頂点へ。馬場状態も問わない「無双」級の強さ、まさに帝王だ。
オメガパフュームは右回りの時計勝負になると強さを発揮するタイプで、昨年の帝王賞が2分04秒4・東京大賞典が2分04秒9で優勝。今回は前出の超後傾ラップで、4〜6F目が13秒5→13秒1→13秒0。アナウンサーが「まだペースは上がらないか!」と叫んだほどで、展開が向かなかった。
チュウワウィザードは超の付く堅実派だが、決め手勝負になるとキツいタイプ。ラスト2F11秒7→12秒1の瞬発力勝負で、この馬にしてはよく食い下がっている。川崎記念は13秒4→13秒0・JBCクラシックは12秒6→12秒5で勝ち切ったが、昨年の帝王賞は12秒3→12秒2でオメガパフュームの2着とこの辺りの上がりが限界か。
4着ワイドファラオは最高に乗って4着、ハナを切ってマイペースに持ち込むと二枚腰を使って粘る。ニュージーランドTを逃げ切るくらいのスピードタイプ、脚抜きのいい馬場の超スローで力を出し切れた。5着ノンコノユメはフェブラリーSの覇者、しかし年齢を重ねた現在は芝スタートのマイルは忙しかった。クリソベリルに次ぐ上がりをマークしており、最も展開に泣いたのはこの馬。オールダートの中距離なら通用。

宝塚記念
東京や京都外回りのような大箱は決め手勝負になりやすいが、阪神内回りは持続力が鍵となる「適性」がモノを言うコース。予想の上では阪神はもちろんのこと、中山での実績も信頼を置くといのが「定説」。実際に昨年はリスグラシューが宝塚記念と有馬記念の両グランプリを制し、ゴールドシップ(宝塚記念2回・有馬記念1回)や懐かしいところではグラスワンダー(宝塚記念1回・有馬記念1回)もグランプリに強かった。そして国際化が進んでわかったことは、香港の実績も意外とモノを言うこと。力がいる洋芝コースでしかもスプリンターが多いので、相対的に上がりがかかるレースが多いのではないか。仮説に過ぎないけれど、これから何年かかけて検証したい。
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☆誌上公開情報☆
東京05R
◎02コスモカルティエ
単20%、複80%
昨日の新馬戦で「背中の感触が良くて能力はありそう。使えば変わってきそうだが、初戦は様子見。」と言っていたドナタイフーンが2着。「背中(または乗り味)がいい」と言うコメントは、やはり重視すべき。この馬も「背中のいい馬で、手先が軽い走りをする。」と陣営、人気にはならなそうだが柴田大騎手も好感触だし先物買い。

◇プレミアム情報◇

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