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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2020/06/21 09:00

【南関東の話題】
南関東は夏空と梅雨空は交互に現れて、予想者も騎手も馬場の読みが非常に難しい季節。船橋競馬のメインは京成盃グランドマイラーズ、好メンバーが揃う距離設定で6頭が単勝10倍以下と人気も割れた。

京成盃グランドマイラーズ  (船橋千六)
1分39秒2(良)
1着カジノフォンテン
2着サルサディオーネ
3着グレンツェント

カジノフォンテンは伸び盛りの4歳馬、川崎マイラーズで連勝が止まったが敗戦を糧に即巻き返しに成功した。前走は前後半4F48秒6→51秒3の流れを自分で追いかけて末を甘くしたが、今回は48秒9→50秒3の流れで仕掛けをひと呼吸待ってスパッと伸びた。一度重賞の流れを経験したことで追走も楽になったし、持ち時計も0秒6詰めて地力強化をアピール。母ジーナフォンテンは2歳・4歳・5歳・7歳で重賞に勝った南関東の名牝、成長力にあふれた血統でまだ奥がある。
サルサディオーネはマリーンCを逃げ切ってアッと言わせた時が49秒2→50秒9、今回は川崎マイラーズのラップ(前出)との中間くらいのペースの逃げ。付いてきたリッカルドやキャプテンキングを振り切って、3着から5着を差し馬が占める中で最後まで抜かせず2着を守り通しているのだから勝ち馬を褒めるしかないか。
グレンツェントは今回も勝ち馬と同じだけの鋭い脚を使ってはいるが、川崎マイラーズよりも流れが緩んで上がりも全体時計も速くなった分だけ前の組を捉え切れなかった。転入後はマイル中心のローテだが、JRA時代は千八で5勝を挙げてJBCクラシックと川崎記念で入着歴。中距離でも見たい馬。
4着リンゾウチャネルは道営三冠馬、転入後は力を出せずにいたがここでようやく実力の一端を垣間見せた。これまでよりも道中で意識的に脚を溜めて、使った上がりは勝ち馬と同じ38秒1。5着ベンテンコゾウは道営二冠馬、昨年は逃げて上がりを37秒3にまとめて優勝したが連覇はならず。今年は最後方からメンバー中最速の37秒8の脚を使っての追い込み、脚質は自在性を増しておりサウスヴィグラス産駒だが距離は二千まで大丈夫。

☆誌上公開情報☆
東京12R
◎09トミケンルーア
単20%、複80%
1月以来の久々だが、「帰厩後は順調で、攻めもしっかりと動いている。距離は千四がベスト、末脚が生きる展開になってくれれば。」と竹内師。1週前に自ら跨って坂路で一杯に追って53秒7、これで一気に素軽くなって直前は馬なりで52秒9。未勝利で破ったランドルーラーは格上挑戦を含めて現級を2勝、この馬も通用の下地あり。

◇プレミアム情報◇

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