【南関東の話題】
南関東は牝馬クラシックの三冠め、浦和千六→大井千八→川崎二一と全て違う競馬場のレースを全部勝つには実力とささやかな幸運が必要。二冠を制したアスカリーブルの忘形見アクアリーブルが、母を超えるべく偉業に挑んだ。

関東オークス　（川崎二一）
2分16秒3（良）
1着レーヌブランシュ
2着アクアリーブル
3着クリスティ

レーヌブランシュはデビューから2連勝、しかしその後は牡馬の壁に当たって10着→5着。しかしひと息入れて減らした馬体を戻し、主戦・松山騎手の手綱で勝ち切った。インの2番手から一度はアクアリーブルを行かせて、直線だけ外に出すアグレッシブな好騎乗だった。祖母キュンテイアは新馬勝ち直後に阪神3歳牝馬S（当時）で2着、そこにアグネスタキオン→クロフネと配合してダート適性を高めた配合。
アクアリーブルはテンは抑え気味に入ったが、正面スタンド前からアールクインダムを追いかけて2番手へ。二冠馬の名に恥じぬ正攻法、横綱相撲で勝ちに出る競馬をした。直線で先頭に立つと、レーヌブランシュに並ばれても差し返しに出る根性を見せた。後続には4馬身差、力を出し切ったがささやかな幸運に恵まれなかった。
クリスティは初ダート、オークスを抽選除外されての挑戦だったが「馬体に恵まれているし、血統的には走れていい。」と陣営。母父クロフネで母の2勝はともにダート
、砂を被せないように好位の外にエスコートしたミルコの好騎乗が光った。
4着ルイドフィーネは牝馬重賞路線でローレル賞2着→東京2歳優駿牝馬4着→浦和桜花賞3着→東京プリンセス賞3着、ここも4着と大健闘して牝馬路線の「モノサシ馬」になっている。よく差し込んで人気のセランに先着、重賞5勝を挙げたナターレの半妹でひと皮むければタイトルに手が届く素質馬。5着セランはドバイ帰り、「ドバイではレース前に馬体が萎んで、走り切れなかった。」と陣営。きっちり馬体を戻してパドックの気配は上々、発馬ミスが出てレーヌブランシュとは対照的にグルっと外を回る形になったのが痛かった。

☆誌上公開情報☆
函館06Ｒ
◎11イッツオーライト
単20％、複80％
過去2回馬券になった時は11番人気と14番人気、今回もまだ人気になっていないが前走の2着馬と4着馬はともに昨日馬券になっているようにメンバーは強かった。「デビュー当時からテンションが高くて、レースでも若さ丸出しで走ってました。落ち着いて走れば、やれる力がある馬です。」と竹内師。滞在競馬はプラス、ここで決める。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

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◆東京06R／単複
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