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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2020/06/07 09:00

【南関東の話題】
南関東はクラシック最高峰・東京ダービー、全国で3歳馬の頂点が決まるダービーウィークにニュースターが誕生した。

東京ダービー (大井二千)
2分06秒9(良)
1着エメリミット
2着マンガン
3着ティーズダンク

エメリミットが発馬を決めて、1コーナーを3番手のインで回る。まるでコントレイルのようなダービーポジションを難なく確保して、この時に「まさか…」が頭をよぎった。前々走は行き脚が付かず、向正面でエンジンをふかして直線で失速。馬が敗戦を糧に、年明けからの3連勝を思い出したように無理なく先行した。5F通過62秒1の流れで絶好位をキープ、4コーナー手前でもう一度「まさか!」。前走は番手から一度は完全に抜け出したが、早仕掛けが応えて詰めを甘くした。山口達騎手が「その轍は踏まじ」と追い出しをひと呼吸待って、最後のひと脚を残す完璧な騎乗。先輩のダービージョッキー・町田騎手と叩き合って、見事クビ差先着。シンデレラボーイズが誕生した瞬間だった。
マンガンは山崎誠騎手の手綱で東京湾Cを制覇、その際にエメリミットを押さえ込んで重賞初制覇。2歳時から主だった重賞に皆勤、自分の力だけはしっかり走る堅実派でこの世代の「モノサシ馬」と見ていた。使われながら実力を養って来たようで、秋以降は主役級の活躍を期待。
ティーズダンクは全日本2歳優駿を無欲の追い込みで3着に好走、今季は京浜盃3着→羽田盃4着と位置を取りに行く競馬で勝ち切るスタイルを模索。今回も中団から渋太く脚を使っており、父スマートファルコン譲りの成長力を見せている。
4着ブリッグオドーンは全日本2歳優駿で▲を打った素質馬、最速タイの上がりを披露して地力の片鱗を垣間見せた。連勝した頃の馬体重まで絞り込んで、シャープな造りの方が動くタイプ。「ゲートを出てから反抗されて、後ろからになってしまいました。4コーナーでようやく堪忍してくれて、素直になってくれたのですが時すでに遅しで。」と水野翔騎手が悔しがった。5着ゴールドホイヤーは羽田盃から7キロ増えて、厳寒期と同じ馬体重。羽田盃の前は川崎本場→大井競馬場と中間に2回運んで仕上げたが、今回は川崎本場への輸送をスキップした分だけ重めが残ったか。

安田記念
昨年はアーモンドアイがスタートで大きな不利を受けて3着、「5馬身はロスがあった。」とルメール騎手。いくら悔しかったとはいえ5馬身といえば約1秒、仮にまともに出ていれば1分29秒9の計算。さすがに言い過ぎかと思ったが、昨年のヴィクトリアマイルはノームコアが1分30秒5のレコード勝ち。その3馬身前を走っているアーモンドアイの姿は想像に難くないわけで、実際に今年のヴィクトリアマイルは馬なりのままノームコアに4馬身+クビの差をつけて1分30秒6。超豪華メンバーでペースが上がれば、マイルで1分30秒を切る歴史的瞬間を目にすることになるかも。
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☆誌上公開情報☆
東京06R
◎10ユイノチャッキー
単20%、複80%
ダービーが終わって2歳馬がデビュー、また1年後の大舞台を目指す戦いが始まる。竹内厩舎の一番槍はこの馬、「順調に仕上がった。1週前は古馬2勝級を追走して同入したように、攻め馬もしっかり動けている。スピードの持続力が身上なので、先手を取れれば初戦から楽しみ。」と師。直前も年長馬を置き去りにする好調教、狙い目だ。

◇プレミアム情報◇

(バラ売り提供)

◆東京08R/単複
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◆京都11R/単複
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◆東京11R/馬複・三連複
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