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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2019/11/24 09:00

【南関東の話題】
南関東はナイトレースのライブ観戦には厳しい寒さ、ロジータ記念が行われた水曜日は朝から気温が上がらなかった。一般的に暑い時期の方がパフォーマンスが上がるのが牝馬、寒い時期は苦手な馬も多い。開催メインは3歳牝馬の重賞・ロジータ記念。

ロジータ記念 (川崎二一)
2分19秒1(良)
1着グランモナハート
2着リトミックグルーヴ
3着ケイティマドンナ

グランモナハートは南関東最高ランクのS1で、自身の初勝利を挙げる快挙。総賞金で格付けされる地方競馬ならではのできごとで、JRAでは未勝利馬もオープン特別には出走できる(今年のアイビーSには未勝利馬のガッツが出走)が、重賞には出走できない(「最強の1勝馬」エタリオウが今週のジャパンカップに出走)。これまでと同じように中団に待機して、リトミックグルーヴの仕掛けに合わせるように進出した。「デビュー以来、最高のデキ」という陣営の見立て通り、長くいい脚を使って「最強の未勝利馬」が栄光のゴールに飛び込んだ。
リトミックグルーヴは吉原騎手と3度目のコンビ、東京プリンセス賞では同じ鞍上で3着とグランモナハート(5着)に先着していた。外を早めに追い上げて勝ちに出る競馬、8キロ減らして427キロの馬体でも鋭い脚を使えている。
ケイティマドンナは発馬ミス、後方からの競馬を強いられたがうまく対応したのは半兄ケイティブレイブの帝王賞を彷彿とさせた。流れが緩んだところで好位に取り付いて、シャイニングアカリを追いかける形。深追いしすぎて、ラストで少し甘くなる。
4着アブソルートクインの母アイデアルクインは、大井でデビューして東京プリンセス賞2着→東京ダービー5着の活躍馬。佐賀で二五の重賞も勝っており、娘も母譲りのスタミナで最後の最後に押し上げてきた。5着シャイニングアカリは発馬を決めて迷いのない逃げ、ケイティマドンナに来られても2度突き放して抵抗した。最後で力尽きたが、かなり強い競馬をしている。

ジャパンC
若いファンはもう「マル父」という言葉を知らないかもしれないが、オールドファンなら中日新聞杯・愛知杯・カブトヤマ記念といったかつての父内国産馬限定重賞の名を思い出すだろう。競馬ブックを見ると、種牡馬名の前に丸囲みで「父」という漢字が付いている馬がいる。これが「マル父」で「父内国産馬」の表記、今年のジャパンCは外国調教馬が来日せずしかも全て「マル父」の産駒で争われる。15頭のマル父の背には、ワールドクラスの外国人ジョッキー7人を含む名手たち。創成期を知る一人として、ジャパンCというレースの変遷を思わずにはいられない。
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☆誌上公開情報☆
東京04R
◎06ゴー
単20%、複80%
「前走は行きっぷりが良く、具合の良さを感じました。楽勝でした。」と嘉藤騎手。「背中のいい馬で、未勝利なら力は上だと思います。」と野中騎手も高評価。母ベルモントデーンズは東京2歳優駿牝馬を勝ち、叔父フドオーもJRA交流だった頃のダービーグランプリ2着の素質馬。陣営は「もうひと追い欲しい」ようだが、先物買い。

◇プレミアム情報◇

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