【南関東の話題】
南関東はトゥインクル開催の大井競馬、東京盃とレディスプレリュードの「交流重賞ダブル」。ともにJBCへの前奏曲となる重要なステップレース。

東京盃　（大井千二）
1分10秒7（良）
1着コパノキッキング
2着ブルドッグボス
3着サクセスエナジー

コパノキッキングは藤田菜七子騎手を背にスピード全開、「最後の最後まで迷ったが、今日のメンバーなら逃げてもいいと考えていた。未勝利、500万下を逃げて勝っているので、こういう馬だと決めつけないようにしていた。」と笑顔の鞍上。陣営からもオーナーからも乗り方は任されていたそうで、勝負勘が冴えた。JBCスプリントはこの馬にとって初めての超小回りとツーターン、どう乗るか注目したい。
ブルドッグボスは一昨年クラスターCで重賞を勝つと、東京盃2着→JBCスプリント3着→カペラS3着と大活躍。その年末には南関東に転入して、おおとりオープンを勝った。昨年はさきたま杯6着以外は掲示板を外さず、ここで復活の兆しを見せた。展開も向いたが、一昨年から0秒7時計を詰めて健在をアピール。
サクセスエナジーは前走がいかにも前哨戦という仕上げ、今回はプラス体重で出せたのは本番に向けて好材料。オープン昇級後に馬券になったのは全部千四という距離巧者、今年のJBCは千載一遇のチャンス。本番に向けて夢が膨らむレースぶり。
4着ショコラブランは一昨年の東京盃と今年の東京スプリントでいずれもキタサンミカヅキから0秒2差の4着、今回も2着となら0秒3差で時計的にも力は出し切っている。5着キャンドルグラスはキタサンミカヅキ不在で南関東の大将格、完全に勝ちに行く競馬でいつもよりも1列前の位置取り。勝ち馬を追いかけるキツイ競馬になって、2着以下では一番内容のあるレースをした。

☆誌上公開情報☆
東京05Ｒ
◎04ビレッジイーグル
単20％、複80％
「緩さが残っているので初戦向きじゃないかもしれないけど、調教の動きはなかなかいい。能力は秘めているので、先々まで楽しみな馬。」とつきっきりで仕上げている竹内師。「東京6レースのユイノチョッパーは、短期放牧明けでもデキはいい。差す形で安定して来たので、流れが向けばいいところを見せられそう。」と手応えあり。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

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