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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2019/09/22 09:00

【南関東の話題】
南関東は秋の長雨なのか、馬場状態が安定しない中での大井開催。開催メインは東京記念、S1に格付けされて秋の交流重賞路線に向かう馬たちの起点になるレース。

東京記念 (大井二四)
2分36秒2(不良)
1着ストライクイーグル
2着センチュリオン
3着スギノグローアップ

ストライクイーグルはトライアルで2着からの鮮やかな巻き返し、マーケトリー牝馬にキンシャサノキセキの快速配合でマイラー的なスピードが不良馬場で生きた。好位で折り合ってヤマノファイトを目標に早めのスパート、絶妙な追い出しで迫るセンチュリオンを振り切った。
センチュリオンは一昨年のこの時期に、中山で不良のラジオ日本賞を快勝した道悪巧者。中団の外でいつでも動けるコース取り、シュテルングランツが思ったよりも早く一杯になったのが誤算。3コーナーでレース全体の動きが慌ただしくなって、結果的に勝ち馬に流れが向いた。
スギノグローアップは流れに乗り切ったのが好走の要因、真島騎手のファインプレーで穴馬券を演出。ただこのメンバーに入るとまだ勝ち負けには絡めない印象で、ブライアンズタイム牝馬にマンハッタンカフェの配合が秘める成長力に期待。
4着マルカンセンサーは追い切りから唸っていて、テンから12秒1の入りだった。レースでも行く気を覗かせて、名手・的場文騎手がどうにか折り合わせていた。ラストは3着馬に迫る末脚を見せたが、本来はもっと後ろから切れる脚を使う馬。5着キャッスルクラウンは前走でアッと言わせる逃げを打ったが、今回は待機策に戻した。とはいえこれまでより位置は取れるようになって、このメンバーで掲示板を確保したのが成長の証。

☆誌上公開情報☆
中山07R
◎05リリカルドリーム
単20%、複80%
「関西からの転厩馬で、相変わらず攻めの感じはいい。短距離を使われてきたけど、うちではこの距離でやってみたい。前走は千六自体には対応できたが、新潟の外回りで上がりが速過ぎた。体はフックラ、中山に替わって流れに乗れれば。」と竹内師はコース替わりに期待。日曜追い→直前追いとPコースで入念、徐々に良化している。


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