竹内康光のワンフォーオール
配信日：2019/07/14 09:00
【南関東の話題】
南関東はトゥインクルレースの大井競馬、チャンピオンコースの二千で東京ダービー→帝王賞→ジャパンダートダービーと大レースが続く上半期で一番豪華な季節。
ジャパンダートダービー （大井二千）
2分06秒1（稍重）
1着クリソベリル
2着デルマルーヴル
3着ミューチャリー
クリソベリルはこれで4戦4勝、1コーナーの入りはかなり外を回しながらの6番手。少々不安になったが、終わってみれば鞍上の自信の表れだったよう。今回も早めに先頭に立って後続を突き放した。全兄クリソライト（2分04秒8）とこのレースを兄弟制覇、父ゴールドアリュール（2分04秒1）との父子制覇も成し遂げた。時計的には父や兄に及ばないが、勝ちっぷりの良さは互角で大器の相あり。
デルマルーヴルはコースを知り尽くした戸崎騎手が鞍上、3番手のインから経済コースをピッタリ回っての結果だけにグルリと外を回した相手の強さが際立った。折り合いもスムーズで操縦性も高く、距離に対する適応力は高いが上がりの38秒2はやや平凡。コマンズ牝馬にパイロの配合で本質的にはマイラー、ミスタープロスペクターとダンチヒのクロス持ちでスプリント路線にも参入できそうな配合馬。
ミューチャリーは東京ダービーの中間は内馬場しか使えない中での仕上げだったが、今回は本馬場で存分に負荷をかけることができた。1コーナーの入りは後方2番手のイン、東京ダービーと違って道中も溜めるだけ溜めた。末脚勝負に徹して大金星を狙う乗り方、37秒1の最速上がりで突っ込んでJRA勢を脅かした。この馬もパイロ産駒だが、母系はブライアンズタイム→コマンダーインチーフと遡る重厚さ。
4着ウィンターフェルは道中で中団のインに潜り込んで、こちらも一発を狙う乗り方。最後まで3着争いを演じたが、やはりミューチャリーとの勝負付けは済んでいた。2歳時から主要レースには全て出走して善戦、クラシック戦線の「モノサシ」になってきた。5着ヒカリオーソは脚質的に浮沈が激しく、安定感こそないが東京ダービーで大輪を咲かせた。東京ダービーは4Fめに14秒4までペースダウンして5F通過は65秒6、今回の4Fめは13秒0で5F通過は62秒1。これでJRAの有力馬に先着したのだから、父フリオーソを彷彿とさせる大善戦。
☆誌上公開情報☆
福島12Ｒ
◎11コスモクウェンチ
単20％、複80％
「いろいろと課題がある馬ですが、地方から戻ってレースぶりが良くなっていました。いいところを見せてくれましたね。うまく嵌まってくれればやれそうです。」と武士沢騎手。これまではW（ウッド）・C（ダート）・P（ポリトラック）を併用してコースで仕上げた馬、今回は坂路に切り替えて調教パターンを変えてきた。要注意。
◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇
(バラ売り提供)
◆福島06R／単複
[100pt]
◆福島07R／単複
[100pt]
◆中京12R／単複
[100pt]
レースごとにバラ売り提供いたします。情報は、ログインＭＥＮＵの「特設ステージ」内にアップしてあります。よろしければお好きなレースをご購入ください。
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南関東はトゥインクルレースの大井競馬、チャンピオンコースの二千で東京ダービー→帝王賞→ジャパンダートダービーと大レースが続く上半期で一番豪華な季節。
ジャパンダートダービー （大井二千）
2分06秒1（稍重）
1着クリソベリル
2着デルマルーヴル
3着ミューチャリー
クリソベリルはこれで4戦4勝、1コーナーの入りはかなり外を回しながらの6番手。少々不安になったが、終わってみれば鞍上の自信の表れだったよう。今回も早めに先頭に立って後続を突き放した。全兄クリソライト（2分04秒8）とこのレースを兄弟制覇、父ゴールドアリュール（2分04秒1）との父子制覇も成し遂げた。時計的には父や兄に及ばないが、勝ちっぷりの良さは互角で大器の相あり。
デルマルーヴルはコースを知り尽くした戸崎騎手が鞍上、3番手のインから経済コースをピッタリ回っての結果だけにグルリと外を回した相手の強さが際立った。折り合いもスムーズで操縦性も高く、距離に対する適応力は高いが上がりの38秒2はやや平凡。コマンズ牝馬にパイロの配合で本質的にはマイラー、ミスタープロスペクターとダンチヒのクロス持ちでスプリント路線にも参入できそうな配合馬。
ミューチャリーは東京ダービーの中間は内馬場しか使えない中での仕上げだったが、今回は本馬場で存分に負荷をかけることができた。1コーナーの入りは後方2番手のイン、東京ダービーと違って道中も溜めるだけ溜めた。末脚勝負に徹して大金星を狙う乗り方、37秒1の最速上がりで突っ込んでJRA勢を脅かした。この馬もパイロ産駒だが、母系はブライアンズタイム→コマンダーインチーフと遡る重厚さ。
4着ウィンターフェルは道中で中団のインに潜り込んで、こちらも一発を狙う乗り方。最後まで3着争いを演じたが、やはりミューチャリーとの勝負付けは済んでいた。2歳時から主要レースには全て出走して善戦、クラシック戦線の「モノサシ」になってきた。5着ヒカリオーソは脚質的に浮沈が激しく、安定感こそないが東京ダービーで大輪を咲かせた。東京ダービーは4Fめに14秒4までペースダウンして5F通過は65秒6、今回の4Fめは13秒0で5F通過は62秒1。これでJRAの有力馬に先着したのだから、父フリオーソを彷彿とさせる大善戦。
☆誌上公開情報☆
福島12Ｒ
◎11コスモクウェンチ
単20％、複80％
「いろいろと課題がある馬ですが、地方から戻ってレースぶりが良くなっていました。いいところを見せてくれましたね。うまく嵌まってくれればやれそうです。」と武士沢騎手。これまではW（ウッド）・C（ダート）・P（ポリトラック）を併用してコースで仕上げた馬、今回は坂路に切り替えて調教パターンを変えてきた。要注意。
◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇
(バラ売り提供)
◆福島06R／単複
[100pt]
◆福島07R／単複
[100pt]
◆中京12R／単複
[100pt]
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