【南関東の話題】
南関東は週の前半は梅雨の中休み、船橋の馬場状態も安定していた。開催メインは京成盃グランドマイラーズ、4歳から11歳までバラエティー豊かな顔ぶれで激戦となった。

京成盃グランドマイラーズ　（船橋千六）
1分39秒6（稍重）
1着ベンテンコゾウ
2着リコーワルサー
3着ミッシングリンク

ベンテンコゾウは昨年5月にシアンモア記念勝ち、一昨年6月に北海優駿勝ち。この時期に勝負を掛けて、盛夏には無理をさせないローテ。鮮やかに逃げ切って船橋では未だに負けなし、秋は交流重賞路線に乗ってくる器。
リコーワルサーは最内枠で出負け、揉まれないようにやや仕掛け気味に1コーナーに入った。コースロスなく回して力は出し切れたが、同斤量でこの着差は完敗だった。後続には3馬身、鎌倉記念馬だが古馬の重賞にも十分に手が届くところまで来た。
ミッシングリンクはJRA時代に1000万下→TCK女王盃を連勝した実績馬、浦和にやって来た初戦だったが「順調に仕上がった」と陣営も自信の参戦だった。5歳でキャリアはまだ21戦、牝馬同士なら交流重賞でもやれる馬。
4着コンドルダンスは発馬ミスが出て後方から、経済コースで溜めるだけ溜めて久しぶりにこの馬らしい末の伸びを見せた。5着リアライズリンクスは一昨年に川崎マイラーズ→京成盃グランドマイラーズを連勝、9歳になったがこの時期は走る。

宝塚記念
春のグランプリは偶数ハロンの二千や二四とは異なる適性が求められる奇数ハロンのニニが舞台で、過去10年でもG1勝ちがここだけというはミッキーロケット・アーネストリー・ナカヤマフェスタと3頭。サトノクラウンは国内G1はここだけだし、マリアライトのもう1つも11ハロンのエリザベス女王杯。懐かしいところではエイシンデピュティ・ダンツフレーム・メイショウドトウ・マーベラスサンデー・ダンツシアトル・スズパレード…あたりまでにしないと読者がついてこられなくなるかも。チャンピオンホースを探すというより、ここだけを勝てそうな馬が高配当の使者。
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☆誌上公開情報☆
東京06Ｒ
◎アケル
単20％、複80％
「ハナに行って気分良く走れたのが良かったです。最後まで集中して走ってくれました。」と前走後の丹内騎手。今回は野中騎手に手替わりだが、陣営は「この距離なら揉まれない位置で運べるね。引き続き体調は良さそうだし、再度期待。」と好感触。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

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