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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2019/02/24 09:00

【南関東の話題】
南関東はハートビートナイターの船橋競馬、昼間は春を思わせる陽気だが夜風はまだ冷たい季節。防寒対策を徹底しながらの通年ナイター開催で、メインは報知グランプリC。

報知グランプリC (船橋千八)
1分53秒2(稍重)
1着タービランス
2着ディアデルレイ
3着ハセノパイロ

タービランスは前走で13キロ減らした馬体を9キロ戻し、馬体も気配も抜群だった。古馬になってからは重賞で2着3回と勝ち切れないでいたが、大型馬だけにスパイラルカーブの船橋は走りやすい。馬場を読んだ森泰斗騎手がインに拘って好アシスト、「あんまり外を回ると馬場的にキツいと思ったので、内が開いてくれて良かった。直線はいい伸びをしていました。」と笑顔。
ディアデルレイはハナに拘る競馬、目標にされたくなかったシュテルングランツが控えたのでマイペースが叶った。レース前の川島一師は「リフレッシュ効果で状態は上がっているし、気持ちも乗ってきている。走りも変わってくると思うよ。」と強気だった。本田正重騎手も馬場を読んで、思い切った作戦が当たった。
ハセノパイロはハイセイコー記念が531キロ、東京ダービーが524キロでの優勝。成長分を見込んでも545キロはあとひと絞りあっていい馬体重、3番手から前を交わせず後ろに差される競馬だったが代謝が上がる季節になれば変わる余地。
4着ゴールデンバローズは536キロで勝ち鞍がある馬で、538キロでも太いということはない。ヒヤシンスS以降の勝ち鞍は全て良馬場、力の要る馬場の方がバテない強みを生かせる。5着キングガンズラングはスピードが勝ったタイプで道悪は巧者、もっと馬場が悪化した方が良さが出る。

☆誌上公開情報☆
小倉08R
◎08ランリーナ
単20%、複80%
コスモイグナーツ(アイビーS)と0秒5差、オウケンムーン(共同通信杯)と0秒9差の競馬をしたこともある隠れた実力馬。ここ数戦は結果が出ていないが、芝に戻しての手替わり。「落ち着きがあっていい雰囲気、滞在している効果かな。前で運べれば最後まで渋太い馬なので、発馬五分なら。」と陣営。追い切りの反応も良くなった。

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