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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/12/23 09:00

【南関東の話題】
JRAの阪神JFや朝日杯FSに続いて、南関東でも砂の2歳王者決定戦・全日本2歳優駿が行われた。
全日本2歳優駿 (川崎千六)
1分42秒8(重)
1着ノーヴァレンダ
2着デルマルーヴル
3着ガルヴィハーラ

ノーヴァレンダは左回りを新潟で、2ターンの競馬だけを京都で経験済み。姉のブランシェクールは大井の交流重賞で2着2回、地方のサンドコースも歓迎の血筋。同じ勝負服のガルヴィハーラを、直線半ばで競り落としてデルマルーヴルの猛追を凌いだ。
デルマルーヴルはデビュー戦を取りこぼした後に、兵庫ジュニアグランプリまで3連勝。2歳戦から能力全開のパイロ産駒、叔母カリビアンゴールドは紫苑S2着というスピード血脈。直線半ばでインにササり、それを立て直してから鋭い伸び。
ガルヴィハーラは発馬に不安定さを残していたが、今回はポンと出て3番手を追走。ノーヴァレンダを目標に仕掛けたが、振り切られて終いが甘くなった。ルヴァンスレーヴという偉大な先輩に少しでも近づけるようにパワーアップに期待したい。
4着メイクハッピーは東京マイルで2連勝、今回は初のツーターンに戸惑ったか。血統的にも来年は大成しそうな馬。5着ウィンターフェルは出遅れ、それでも早めに追い上げて流れに乗せた森泰斗騎手の好判断で入着。

有馬記念
オジュウチョウサンが有馬記念出走、となれば中山大障害はアップトゥデイトで堅いと思いきやまさかの結末。ことほど左様に競馬は難しいもので、思考停止に陥らないことが大事。レイデオロはダービー馬だけれど、2歳暮れに葉牡丹賞→ホープフルSと中山二千で連勝したコース巧者。ダービーだってルメール騎手の決断に応えるだけの機動力があればこそ、ドンピシャのタイミングで動いて勝ち切ったレース。今季初戦もオールカマーを快勝、東京コースが大好きな藤沢師がこの馬に関しては中山狙いのローテ。となれば頭固定、としたいところをグッと堪えて二頭軸。
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☆誌上公開情報☆
中山02R
◎16バンディエラ
単20%、複80%
「勝ったかと思ったくらいでしたが、相手にもうひと伸びされてしまいました。良くなっているし、ブリンカーも効いていますね。」と前走後の嘉藤騎手。中間は竹内師が自ら跨って入念な調整過程、「相変わらずゲートは遅いが、前走はブリンカーの効果があった。相手次第で勝ち負け。」と師。単の妙味は前走だったが、ここは確勝。


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