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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/09/09 09:00

【南関東の話題】
南関東は重賞設定のないリレー開催、台風の余波にも見舞われて平穏とは言い難い1週間だった。
先週日曜の予想をしている時に、新潟の新馬戦でオリオンザサンクスの産駒が出走していた。思わず馬券を買って応援したら中団のインからよく末脚を伸ばして3着、複勝馬券をプレゼントしてもらった。父は稀代の逃げ馬だったから息子が差して馬券になったのは意外だったけれど、明るめの栗毛と少し頭の高い走りはよく似ていた。
オリオンザサンクスは1998年の南関東三冠馬、当時のクラシックロードは4月羽田盃→5月東京王冠賞→6月東京ダービー→7月ジャパンダートダービーという日程。敗れた東京王冠賞でも森下博のデアヴィクティーに競り込まれて、ズブズブの差し決着を3着に頑張った。他の3つは綺麗に逃げ切って三冠達成、特にジャパンダートダービーはJRAのタイキヘラクレスを4着に沈めてオリオンザサンクス(早田秀治)→オペラハット(石崎隆之)→サマーシャドウ(的場文男)のワンツースリーだった。
翌年のフェブラリーSではキョウエイマーチと競り合って、前半3Fを33秒7で逃げてスピード能力を見せた。シャンハイ(ヘクタープロテクターの半弟)産駒で本質的にはスプリンターだったようで、地元では翌年のフロンティアスプリント盃を勝っている。母系は祖母フドウゴールドが南関東の名馬カウンテスアップ(川崎記念3連覇、オールカマー3着)の半姉、馬主になって最初に持ったのがカウンテスアップ産駒だったので何やら縁の深い馬である。
種牡馬になってからもオーナーに大事にされて毎年産駒を送り続けてきたけれど、今年で22歳になり遂に種牡馬を引退となった。今後は引退功労馬として、最後に繋養された荒木牧場でお世話になるのだそう。長生きしてほしいと思う。

☆誌上公開情報☆
阪神10R
◎03メイショウキトラ
単20%、複80%
「5月の京都戦はジックリ運んで、ハミも抜けていい雰囲気でした。最後もいい脚を使ってくれているんですが、2度ほど詰まってしまい、申し訳なかったです。」と畑端騎手。500万下勝ちは大井で12番人気、1000万下勝ちは福島で9番人気とガラリ一変があるタイプ。宝塚記念3着のノーブルマーズと0秒8差の競馬をしたこともある。


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