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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/08/18 09:00

【南関東の話題】
9月7日に62歳になる大井競馬場の的場文男騎手が、8月12日に長らく佐々木竹見元騎手が持っていた地方競馬最多勝記録7152勝を遂に更新した。いつでも前向きで強気の的場騎手も、4年くらい前までは「竹見さんの記録は凄いよ、俺はそんなに乗れないと思うよ。」と話していたもの。しかし7000勝の記録が見えてきたあたりからは、黙々と勝ち鞍を重ねて遂に大記録に到達。
本人は前開催中に達成したいと話していたが、タイ記録まであと1勝で足止め。浦和でタイ記録を達成した後は、じっくり大井開催を待って地元ファンの前で偉大な瞬間を迎えた。3馬身差のぶっちぎりで渾身のガッツポーズ、絵になる勝ち方をするあたりは千両役者。
6月の東京ダービーはクリスタルシルバーで通算10回目の2着、「連対率はすごいでしょ?東京ダービーは僕にとっての宿題なんだけど、子供の頃は宿題が終わらない子だったからなあ。」と周囲を笑わせた。
けれど周りのみんなが的場文男騎手のダービー制覇を願っている。勝利騎手インタビューでは矢野騎手が、「内にいたのが的場さんだと気付いていました?」問われて一瞬困った表情になっていた。そういえばゴールした瞬間の実況も「的場、来たか?どうだ!」とアナウンサーが絶叫、プロの目には劣勢は明らかだったのに。
東京ダービー制覇の悲願達成には、有力トレーナーの協力も欠かせない。川島正行さん(故人)は石崎隆之騎手(サプライズパワー)・張田京調教師(アトミックサンダー)・佐藤隆騎手(故人・アジュディミツオー)内田博幸騎手(シーチャリオット)・戸崎圭太騎手(クラーベセクレタ)をダービージョッキーにした伯楽だった。
現在の南関東リーディングトレーナー・浦和の小久保師は、「的場さんにうちの馬でダービージョッキーになってほしい。」と公言するほどの大ファン。現役を続けている限り、チャンスはある。
村上春樹のノーベル文学賞ではないが、心待ちにしているファンが毎年ダービーデーの大井に多数詰め掛けている。村上春樹がノーベル文学賞をもらうより先に、来年こそ宿題を終わらせて欲しいと願っている。

☆誌上公開情報☆
新潟10R
◎06モルゲンロート
単20%、複80%
千八のデビュー戦をクラストゥス騎手でアッと言わせる逃げ切り、しばらく先行馬として中距離を使われた。昨秋短距離の差し馬にリニューアル、後にかきつばた記念とさきたま杯を勝ったサクセスエナジーと0秒7差など素質が開花。「勝った後も硬さがなくいい状態。メンバーは強そうだが、新潟コースは合うので楽しみ。」と竹内師。

◇プレミアム情報◇

(バラ売り提供)
今週は土曜15000円、日曜5000円の資金配分とします。
◆札幌07R/単複
[100pt]

◆札幌09R/単複
[100pt]

◆札幌11R/単複
[100pt]

◆新潟12R/単複
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