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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/08/12 09:00

【南関東の話題】
南関東は重賞の設定がない浦和→船橋のリレー開催、お盆前の連休ということで土日も船橋の最終日と大井の初日が開催されている。ナイトレースなのでJRAとの競合も避けられるし、涼を求めて親子連れの姿も増える開催。

今週は浦和に現れた驚異的な2歳馬、ホウショウレイルを紹介する。デビュー戦は7月18日の800m戦、勝ち時計は47秒1という驚異的な時計で後続に3秒差。同じ開催の古馬戦3鞍が47秒5〜47秒6の勝ち時計、この時期の2歳としては破格の時計と言える。「返し馬から跳びが違うなぁと。体の使い方が滑らかでスタートも速いし、何よりストライドが大きいのでそんなにスピードを出ている感じがないんです。」と御神本騎手。
2戦目は8月3日の特別戦、この馬が出るというので回避馬が続出して5頭立て。スタートから馬なりでハナを切ると、前走と同じく自分のペースで馬場を1周して1分31秒8をマーク。後続に2秒1差をつけて大差勝ち、祖母ゲイリーイグリットは浦和と園田の千四で重賞を勝っているがともに早めのマクりで決着をつけていた馬。
「競馬を教えたかったけど、スピードが違い過ぎた。ストライドも大きいし、窮屈な競馬をさせるのもなと思って。でも、道中はそれなりに負荷はかけています。1周競馬も問題はありません。」と御神本騎手。南関東はワンターンでデビューさせることが多く、そこでいくら強くても2戦めのツーターンで「あれ?」ということも多々ある。逆にいうと、2戦目のツーターンを難なくクリアするような馬は出世が見込めるということ。
管理する小久保調教師は「デビュー戦は回ってきただけっていう感じ、今日も調教のような走りだったね。距離は長い方がいいと思うので、来年の浦和桜花賞を目標にしていきたい。」と話す。「牝馬だけど向こう気が強くて、牧場に見に行った時から人間を全く恐れていなかった。この後は減った馬体を戻しながら、次走を考えます。」と当面のローテは白紙。暮れの大一番でJRA勢をやっつけるかもしれない素質馬。

☆誌上公開情報☆
札幌11R
◎01リッカルド
単20%、複80%
一昨年の覇者だが現在は船橋の佐藤裕太厩舎に所属、転入後に重賞を4連勝して挑んだ帝王賞の前に矢野騎手は、「いつもこちらの想像以上の走りを見せてくれる馬、正直言うとこの相手でも負けるシーンがイメージできないんです。」とコメント。言葉通りの正攻法で勝ちにかかる競馬をして、中身の濃い4着。強くなって帰ってきた。


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