【南関東の話題】
南関東は真夏日が続き、連休にかけては遂に猛暑日が続く予報。昼間開催の競馬観戦はくれぐれもご注意いただきたいし、馬も騎手も熱中症で倒れることがないようにと願っている。夜風涼しい…とはいかず、熱気の中で行われた交流重賞・ジャパンダートダービーを振り返る。

ジャパンダートダービー　（大井二千）
2分05秒8（良）
1着ルヴァンスレーヴ
2着オメガパフューム
3着グレートタイム

ルヴァンスレーヴは休み明けで10キロ増えた伏竜Sでライバルのドンフォルティスに敗れたが、8キロ絞ったユニコーンSが圧巻の差し切り勝ち。今回は2キロ増えたが張りのある馬体、発馬も五分に出て1コーナーでミルコが外に誘導したところで勝負あった。ドンフォルティスを先に動かして、直線大外から豪快な差し切り勝ち。萩原師も「全く不安はなかった。」と冷静に振り返った。
オメガパフュームはデビュー戦でハーベストムーンを破り、ワンターンの青龍Sでは敗れたがツーターンはここまで3戦3勝。ミルコが「能力は高いけど、イレ込んだり掛かったりする子供っぽさがある。」と言っていた馬、今回はイレ込むどころか気合不足にすら映るパドック。手替りの川田騎手が上手く経済コースを走らせて、一旦は勝つかの見せ場を作った。
グレートタイムはムーア騎手が「走ってきそうな馬」、ミルコが「能力が高い馬」と世界の名手が素質を認めている。母ミラクルレジェンドが4着に敗れたこのレースでのリベンジはならなかったが、母がその後重賞8勝の名牝に育ったように今後が楽しみになる末脚。
4着クリスタルシルバーはこの開催に照準を合わせて復帰した的場文騎手が正攻法、東京ダービーと全く同じ競馬で着順こそ落としたが時計を0秒6詰めてJRA勢に割って入った。今後の南関東を背負っていける資質馬。5着テーオーエナジーは岩田騎手に戻って意表をつく逃げの手、前後半5F62秒6→63秒2という絶妙なペースで見せ場を作った。


☆誌上公開情報☆
福島06Ｒ
◎08ユイノチョッパー
単20％、複80％
千八のデビュー戦は離された5着だが、ワンツーはオメガパフュームとハーベストムーンだったから今思えば仕方ないか。その後二一で4着→12着、千六で4着と距離適性を探っている。祖母は芝千二で未勝利勝ちしてTCK女王盃5着のオールラウンダー、母は地方のマイル近辺のツーターンで6勝なら今回の条件はむしろ合っているかも。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

(バラ売り提供)

◆福島02R／単複
[100pt]

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