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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/06/10 09:15

【南関東の話題】
南関東は3歳馬の大一番・東京ダービー、ちょうどレース当日に梅雨入りが宣言されて天候は雨で馬場状態は重。オッズ的には羽田盃1〜4着馬と浦和桜花賞馬の5頭が抜きん出たが、JRA同様の戦国ダービーとなった。

東京ダービー (大井二千)
2分06秒7(重)
1着ハセノパイロ
2着クリスタルシルバー
3着クロスケ

ハセノパイロはここまで多すぎず少なすぎずのキャリア8戦、全日本2歳優駿でJRA勢に楔を打ち込むように3着したのが「元値」で当時の馬体重は529キロ。年明けからニューイヤーC6着が537キロ→京浜盃5着が525キロ→羽田盃3着が521キロと馬体重が大きく変動したが、成長途上の3歳馬だけに陣営はここを大目標にゆっくりと馬を作った。
矢野騎手は「かなり外を回る競馬になったが、とにかく手応えが凄かったのでそのまま走らせた。直線のことは…恥ずかしいですが覚えてません。頭の中が真っ白でした。」と感無量のダービー制覇。
クリスタルシルバーとクロスケは2歳9月のゴールドジュニアーでワンツー、その後大井の主要レースは軒並み出走したのでこの世代の「モノサシ馬」と見ていた馬たち。見方を変えればコンスタントに力を発揮するタイプとも言え、展開や馬場状態で有力馬が力を発揮できない時に浮上する。シルバーコレクター・ブロンズコレクターに多いタイプ。
的場文騎手が「僕の宿題」と言い続けた東京ダービーはこれで10度目の2着、「37回で10回も2着、連対率は凄いんだけど。」と悔しがった。追い切りに跨ってテンから12秒5ハイラップ、昨年暮れのニシノラピートもこの「勝負仕上げ」を施して東京シンデレラマイルで大駆け。
4着モジアナフレイバーは516キロで能力試験を走って508キロでデビュー、今日は491キロと究極の仕上げ。ハセノパイロは別格の強さだったが、この日は一日中インが有利な馬場状態だっただけに外を回したのが辛かった。羽田盃で0秒7あった前との差は0秒1まで詰まってきた。5着リコーワルサーも頑張ったが、こちらは羽田盃から着差が広がってしまった。森泰斗騎手の戦線離脱も痛かった。6着プロミストリープはゲート後方で厩舎スタッフが尾を持ってのスタート、これはゲート難が出た時にする対処。メンタルのケアが必要な段階かも。

☆誌上公開情報☆
東京01R
◎02セレブレイトダンス
単20%、複80%
竹内厩舎は3頭使い、どれも穴の魅力がいっぱい。この馬は「堅実に脚を使うので、前半から流れに乗っていければ。」と師。2Rルリエフは「状態は非常にいい。チークピーシズを着けるので、集中して走れれば。」7Rコウユーホクトは師が追い切りに跨って蛯名騎手に騎乗依頼、「攻めの動きは大分しっかりした。」と変わり身を強調。

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