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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/02/12 10:15

小倉競馬中止に伴い、推奨馬の入れ替えがあり更新が遅れました。
火曜日の更新はありません。小倉競馬で推奨予定だった馬は以下の通りです。
07R ライデンバローズ
09R マカレア
10R ビービーブレスユー
【南関東の話題】
南関東には様々な競馬場にルーツを持つ馬と騎手がいて、それが混じり合うことによって魅力的なレースが展開されている。東京ダービーを勝つ馬たちは道営から(昨今はJRAも)の移籍組が多いし、リーディングジョッキーも南関東生え抜きの内田博幸騎手と戸崎圭太騎手が相次いでJRAに移籍すると移籍組が台頭。
御神本騎手(益田)→森騎手→矢野騎手(ともに北関東)と、他地区出身ジョッキーがリーディングジョッキーの座を射止めている。先週の船橋開催で通算300勝を花道に鞭を置いた江川騎手も廃止になった上山競馬からの移籍騎手で、これで南関東で上山競馬から移籍した騎手は浦和の秋元騎手と船橋の庄司騎手の2人になった。
上山競馬は山形県にあった小さな競馬場で、東京盃を連覇したカガヤキローマンも在籍した。東北本線の茂吉記念館前の駅から、急な坂道を登り切ると今ではニュートラック上山となった旧上山競馬場が見られる。最後に訪れた時にはまだコースの痕跡が見られたが、今は転用されてもう競馬場だった頃の風情は感じられないと聞いている。一周1000mジャスト、浦和競馬場を少し小さくしたような右回りコースでアラブの競馬も開催されていた。
今はない競馬場の「DNA」は騎手だけでなく厩舎スタッフ、または江川騎手のように主催者の一員として競馬を支える側にも受け継がれて行く。自分とは上山競馬場と同じくらい縁が深い公営新潟競馬のDNAは、川崎の酒井忍騎手や船橋の山田信大調教師、また大井の笹川翼騎手が受け継いで行く。

☆誌上公開情報☆
東京12R
◎12ディアコンチェルト
単20%、複80%
「前走は気難しい面を出さずに最後まで頑張ってくれました。能力はあるので今回もあんな感じで走ってくれるといいですね。」と大野騎手、陣営は「フワッとするかと思ったが、前走は集中してくれた。東京のこの距離を使いたくて連闘する。」と勝負気配満点。来週まで待機すると千四の特別戦、マイルの平場狙いのローテに乗った。

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