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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/11/03 09:00

今日はJRA予想はお休みをいただいて、地方競馬の大一番・JBCの予想をお届けする。持ち回り開催で来年はJRA京都競馬場で行われるこのレース、当初は違和感を持ったがダートG1の設定がないJRAの競馬場で開催するのもいいかと思えてきた。

JBCレディスクラシック
◎07アンジュデジール
○05ホワイトフーガ
▲01ワンミリオンス
★03プリンシアコメータ
△08ララベル
△15シルキークィーン

アンジュデジールは芝で1勝、6戦目からダートに参入して順調にキャリアアップしている3歳馬。7月に古馬を撃破して前走のレディスプレリュードはやや重めで3着、叩かれて良化が見込める好内容だった。コースや位置取りを問わない精神の強さは3歳馬離れしていて、ワンターンしか経験していない段階でいきなりのスリーターンにも対応できた。

JBCスプリント
◎03キタサンミカヅキ
○11ブルドッグボス
▲10コパノリッキー
★01ニシケンモノノフ
△05ノボバカラ
△08スノードラゴン
△04スアデラ

キタサンミカヅキの曽祖母は、キタサンブラックが登場するまで「馬の北島ファミリー」の屋台骨を支えてきたパーセント。「長女」キタサンクインから川島正行師(故人)が管理して石崎隆之騎手を背に全日本3歳優駿を勝ったキタサンテイオーを嚆矢に、フドー→チャンネル→ヒボタンと活躍馬が輩出。曾孫の代になっても東京スプリントを勝ったキタサンサジンとこの馬が重賞を勝ってその血を繋いでいる。

JBCクラシック
◎12ケイティブレイブ
○08サウンドトゥルー
▲05ミツバ
★03オールブラッシュ
△01アウォーディー
△10アポロケンタッキー

ケイティブレイブは出負けして泥を被り、万事休すかと思われた帝王賞で36秒5の決め手を繰り出して大逆転勝ち。ジャパンダートダービーは逃げてキョウエイギアにちぎられ、日本テレビ盃も前で捌いてアポロケンタッキー・サウンドトゥルーの格好の目標になってしまった。弱い相手ならともかくこのメンバーで再度の先行策は危険、前に馬を置いて闘志を引き出す作戦なら秋の大一番もモノにする。

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