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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/10/22 09:00

【南関東の話題】
南関東は雨の一週間、秋の深まりというより冬の到来を思わせる中で浦和競馬場では埼玉新聞栄冠賞が行われた。

埼玉新聞栄冠賞 (浦和千九)
2分01秒9(重)
1着カンムル
2着ディアドムス
3着タマモネイヴィー

カンムルは戸塚記念で少し掛かり加減のまま3コーナー手前から進出、早めに先頭に立ってキングガンズラングとの一騎打ちを制した。古馬との対戦は夏に条件級で完敗を喫していたが、今回は58キロを背負って勝ち切ったのだから成長著しい3歳馬。馬場状態を考えて各騎手の意識が前へ前へと向いた中距離戦、オウマタイムを行かせたものの正面スタンド前でハナを奪う積極策。2コーナーからはディアドムスに目標にされて、3コーナーで一度前に出らそうになったがそこからが渋太かった。「強くなったね。58キロを背負って古馬に勝ったんだから、これからが楽しみ。」と左海騎手。次走はダービーグランプリでヒガシウィルウィンに挑戦する。
ディアドムスは川崎で全日本2歳優駿を勝って、3歳春にドバイ遠征に赴いたエリートホース。 こちらも3歳春以来の58キロを背負っていたが、久しぶりに強い競馬を見せて南関東転入2戦目で早くも結果を出した。「スタートもポジションも完璧だったんですが、また頑張ります。」と岡部誠騎手。祖母ノーザンドライバーは重賞2勝を挙げて桜花賞3着の芝馬だったが、アグネスデジタルを交配して産まれた母はダートで2勝を挙げている。
タマモネイヴィーは発馬でわずかに遅れを取ったが、繁田騎手は慌てずにスパートのタイミングを窺いながらの追走。2週目の向正面からこれ以上ないタイミングでマクりを仕掛けたが、前が止まらない馬場状態では届かなかった。川崎のオープンを勝っての連闘でも状態は良かったし、良馬場だったら突き抜けていたかも。「この馬場状態だからね。力負けではない。」と鞍上。
4着タイムズアローは昨年のこのレースを西村栄喜騎手とのコンビで制していて、今年は初コンビの御神本騎手を背に連覇を狙った。好位のインで脚を溜めて、ディアドムス→タマモネイヴィーの「2段ロケット」が外を通過してから追い出した。重馬場で報知グランプリを勝ってはいるが、良のパワー勝負がいいタイプ。5着セイスコーピオンはタマモネイヴィーをマークして、その後を追うように前に進出したが掲示板まで。この時期が得意な馬で、好調期間が短いのでフレッシュな状態のうちに狙いたい。次走は特注。

菊花賞
神戸新聞杯を勝ったダービー馬レイデオロが早々に回避、これでダービー最先着馬は4着だったマイスタイル。超スローの逃げが嵌った14番人気馬でトライアルは7着に敗れ、横山典騎手も上がり馬・ミッキースワローへ。鞍上はスワーヴリチャードとのコンビ解消が発表された四位騎手、人馬ともに意地を見せたいところだが…。 京都の天候は土曜午前に曇→雨、馬場は稍重→重に変更。JRAの発表ではレース終了後に不良に変更。日曜も雨の予報で、菊花賞は「不良馬場」が確定的で何もかもが例年と違う「一回勝負」の菊花賞になりそう。それに相応しい穴予想で、大きい馬券を獲りに行きたい。
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☆誌上公開情報☆
新潟01R
◎11フレネシー
単20%、複80%
福永騎手→四位騎手→田中健騎手と手替りで人気落ちだが、オルフェーヴル産駒で春の2冠でともに3着に頑張ったジェルミナルの半弟。船橋競馬場のトレーニングセールで1836万円で取引された高額馬で、一戦毎に距離を延ばして適性を探っている。デビュー戦の千二で乗った福永騎手は「千四か千六が良さそう。」とコメント、四位騎手は乗り味を褒めていた。

◇プレミアム情報◇

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