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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/09/18 10:30

【南関東の話題】
今日は敬老の日、地方競馬でも多くの高齢馬が元気にキャリアを重ねている。
2000年(20世紀最後の年)に生まれたのは今年17歳になったクラベストダンサー 、明日200戦目に挑戦する元気な牝馬で倉見牧場のオーナーブリーディングホース。廃止された旭川競馬場に出走歴があるこの馬が、3歳馬と一緒に馬柱に名を連ねるのは素晴らしい。
2001年生まれには残念ながら現役馬はいないが、2002年生まれの15歳馬はビュレットライナーがいる。サンデーサイレンス産駒でJRAでデビュー、3着→2着→1着と上々の滑り出しを見せた馬。現在は岩手競馬の所属だが道営にも籍を置いた時期があり、やはり旭川競馬場に出走した経験がある。
2003生まれの14歳馬はシルクスナイパー、こちらはJRA3戦未勝利から園田に転じてクラベストダンサーを凌ぐ234戦のキャリア。今年すでに15戦走って、3度も馬券になっているバリバリの現役馬だ。
2004生まれの13歳馬はヒカルアヤノヒメとキングテーストが現役、ヒカルアヤノヒメは大井に所属していた時期もあり「まだ元気で走っていたのか。」と感慨もひとしお。キングテーストは道営一筋で223戦のキャリア、母系の配合種牡馬を遡るとノーザンテースト→ハードツービート→ネヴァービートとひと昔前にタイムトリップできる。
更に2005年生まれの12歳は6頭・2006年生まれの11歳は15頭が現役登録されている(データは全て平地の競走馬)。
上記の馬たちは全て下級条件を走る「無事是名馬」だが、一線級でも高齢馬が活躍している。JRAではエポワスが9歳で重賞キーンランドCを含む2勝を挙げている。南関東にはA1(オープン)クラスの馬だけが10歳以上でも走れる特別ルール(前年に1度でも入着していること)があり、フジノウェーブ・マズルブラスト・コアレスピューマが10歳を超えてからも現役に留まった。フジノウェーブは11歳・マズルブラストは12歳で最後の勝ち鞍を挙げ、コアレスピューマも11歳で馬券になっており、一線級で高齢まで能力を維持した陣営の仕上げにも敬意を表したい。

☆誌上公開情報☆
中山08R
◎01ハートイズハート
単20%、複80%
「前目で運ぼうと考えていました。スタートは上手だったのですが、道中の走りが力んでしまいました。」と前走後の藤田菜騎手。陣営は「前走は道中動く形になったので、終いが甘くなった。自分のリズムを守って走ることができれば。」と好位での待機策を示唆。新潟の芝千でも馬券になったスピード馬で、御神本騎手が折り合わせれば下が軽いダートで一発。

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