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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/09/17 09:00

【南関東の話題】
南関東はトゥインクルレースの大井競馬、トリプル馬単でメガ配当が飛び出して一般紙にも取り上げられて注目が集まった。開催のメインは長距離重賞・東京記念、△→◎→▲→○と入って三連単は惜しくも外したが、馬複32,180円を大的中と会心に近い予想だった。

東京記念 (大井船二四)
2分36秒4(重)
1着サブノクロヒョウ
2着カツゲキキトキト
3着キングニミッツ

サブノクロヒョウは3歳時に柏木騎手を背にクラシックを戦って、羽田盃4着→東京ダービー7着→ジャパンダートダービー8着と「皆勤賞」。その後も休まずに黒潮盃→戸塚記念と3歳重賞を走り切ってから、自己条件で古馬に揉まれてジックリと力をつけていた。
和田譲治騎手とは3回目のコンビだが、過去2回と同じく積極的な競馬で大穴を演出。この騎手らしい重賞初制覇となった。5代母セックスアピールは直仔にトライマイベストとエルグランセニョールという大種牡馬が輩出した名牝、その2頭の全妹ゴールデンオリオールに遡る世界的名牝系の出身。
カツゲキキトキトはやや出負け、それでも自らグイッとハミを取ってハナへ。3F毎のラップを見ると、39秒2→40秒7→37秒6→38秒9と芸術的なラップで大畑騎手がスタミナ勝負に持ち込んでいる。2〜4着が水曜版でも触れた「キングマンボの血を持つ馬」で占められたのも偶然ではない。
キングニミッツは好位のインに潜り込んで、逃げるカツゲキキトキトと外から追いかけるサブノクロヒョウの攻防を息を潜めて見ていた。直線だけ外に出して前を追ったがわずかに及ばず、力負けの内容でも重賞でやれる目処が立ったのは大きな収穫。
4着ユーロビートはスローでマクるのが勝ちパターン、大畑騎手が7ハロン目でペースアップしたので得意の形に持ち込めなかった。5着タマモネイヴィー大井記念(2着)と同じようなレースをしたが展開が向かず。吉原騎手・繁田騎手ともに名人だが、今回は展開に翻弄された。

☆誌上公開情報☆
中山02R
◎05ウメタロウ
単20%、複80%
「デビュー戦は砂を被っても、最後はいい伸び。2戦目は行き脚がついて、頑張ってくれました。いいモノを持っています。」と岩部騎手、内田博騎手から手綱が戻ってきて騎手としては正念場。前走は坂路でこれまでになく動いて芝にもメドが立つ好内容、連闘策で上積みがあれば今回は好勝負。全兄マンカストラップは芝ダート兼用、血統的には芝でもやれる。

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