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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/08/26 09:00

【南関東の話題】
先週はプレミアム情報を休載したので、土曜コラムも南関東の話題を。
8月13日(日)の大井競馬9レースで、「パツキン」号が勝ち鞍を挙げた。その名の通り金髪のタテガミが美しい6歳の牝馬で、道営から大井に移籍して通算61戦4勝。堅実な追い込みが武器、使い減りしないタフネスが売りで無事是名馬の典型。母リプルマークも大井で走ったが、最下級条件のC3クラスでキャリアを終えている。
牝系は近親と呼べる範囲にブラックタイプは見当たらない凡庸なもので、それでもその血を繋いでいるのは馬主の「愛情」の賜物。母リプルマークと2代に渡って所有して、1歳下の半妹には「デルモ」と名付けて所有していた(現在は乗馬)。パツキンはその血を繋ぐことができるのか、今後の動向に注目したい。

繁殖馬としての道のりは、牝馬よりも牡馬の方がずっとずっと厳しい。南関東からもアブクマポーロ・トーシンブリザード・ナイキアディライト・ネイティヴハートなど稀代の名馬が種牡馬となったが、父系を繋ぐまでには至っていない。商業ベースでの成功は極めてハードルが高く、川島正行師の忘れ形見・フリオーソがチャレンジを続行中。
やはり馬主の愛情に基礎付けられたオーナーシップがあってこそ、名馬の産駒たちとの邂逅は実現するもの。浦和ではホールウォーカー産駒フォクスホールが、ハイセイコー記念3着や準重賞プラチナC優勝と活躍。前開催の大井では8月12日のメインレースをオリオンザサンクス産駒のジェロニモが制して、これで転入後【6.4.1.2】の好成績。オリオンザサンクスは1999年のジャパンダートダービーを勝っていて、その年はタイキヘラクレスを4着に沈めて南関東のワンツースリーだった。
そして8月14日の2歳新馬戦ではテラザクラウド産駒サーフチェイサーがデビュー、上位からは大きく離された4着に終わったが「まだ緩いところがあるから、使いながらだね。」と将来性を評価している。昨日の新馬戦ではスパロービート産駒のグローリアスサードもデビューして、3着でゴール(勝ったのはフリオーソ産駒)。テラザクラウドは東京記念を制してJBCクラシックでも5着に頑張った名馬、スパロービートは船橋記念を勝って北海道スプリントCで3着に入った船橋千のレコードホルダー。ともに産駒の活躍で評価が高まって欲しい。

☆誌上公開情報☆
札幌11R
◎14トミケンスラーヴァ
単20%、複80%
ワールドオールスタージョッキーズに船橋から中野騎手が参戦、トミケンスラーヴァとコンビを組むことになったのも何かの縁か。中野騎手は気性が難しい馬やゲートに難がある馬でも、テン乗りで御してしまう天才肌の騎手。この馬にはピッタリの騎手が当たったわけで、しかも揉まれたくないので大外枠もプラス材料。前走も大外枠から出て複勝で穴を開けた。


◇プレミアム情報◇

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