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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/07/30 09:00

【南関東の話題】
南関東は船橋→大井のリレー開催、ナイトレースが熱を帯びる季節に豪華番組で2重賞が行われた。ここで回顧するのは大井競馬で行われたサンタアニタトロフィー。

サンタアニタトロフィー (大井千六)
1分41秒0(良)
1着ゴーディー
2着コンドルダンス
3着トーセンハルカゼ

ゴーディーは9歳馬、このレースは4歳時の重賞初制覇から5年の時を経て2度目の優勝。大井競馬場生え抜きのスターホースは、27勝を挙げたアラブの女傑・イケノエメラルドの息子。「夏は牝馬」は今に通じる格言だが、昔は「夏はアラブ」ともよく言われていた。サラブレッドに比べてトップスピードこそ劣るものの、脚元が丈夫で暑さにも強い体質を持っている種。重い斤量にもヘコたれずに走り、イケノエメラルドも59キロを背負って2勝を挙げている(牡馬のトップクラスは63キロを背負うこともあった)。
ゴーディーには暑さと57キロを跳ね返すアラブのDNAが生きていた。先行して付いてきた馬たちを振り切り、差し込んできた2着馬・3着馬を寄せ付けず4馬身差の圧勝だった。
コンドルダンスはこれが39戦目、じわじわと重賞でも好勝負できるだけの地力をつけてきた。大井千四でも1分26秒台で走れるが、千六はマイルグランプリでも2着に好走したベストの舞台。後ろにはデュアルスウォードがいるだけの最後方から、ゴーディーを1秒4も上回る上がりをマークしたが今日は相手が強かった。
トーセンハルカゼも後方に構えて、追い出すをじっくりと待つ競馬。JRA時代は芝ダートを問わず二千以上の距離で活躍したが、南関東では千六で2勝を挙げてマイラーだった母の血が開花した。重賞で57キロを背負っての好走は立派、タイトル奪取も見えてきた。
4着ムサシキングオーの重賞タイトルは、和田騎手がケガで長期離脱中に笹川騎手の手綱で挙げたもの。10勝をプレゼントしてくれたベストパートナーとの初タイトルを目指して、3コーナーから勝ちに行く強気の競馬。ゴーディーに振り切られて最後は力尽きたが、古豪健在を示すには十分の走り。次のチャンスでは、この鞍上との重賞制覇を見せて欲しい。
5着グレナディアーズは京成盃グランドマイラーズで大敗、真価が問われる一戦だったが5勝を挙げた得意の右回りで今後の目処が立つレースができた。「ムラでテンションが上がりやすい馬だが、環境の変化に慣れてきた。ポテンシャルは高いのでうまくスイッチが入れば、重賞でもやれるよ。」と陣営。

☆誌上公開情報☆
新潟10R
◎07タイセイプレシャス
単20%、複80%
今週は笠松のトップジョッキー・佐藤友則騎手が土日とも新潟に参戦、関西圏でよく人気薄を上位に持ってくるので新潟でも活躍を期待したい。8鞍騎乗の中から大穴候補でこの馬を推奨、昨秋は出遅れながらもマイネルエスパス(1000万下で2度も馬券になっている実力馬)の0秒4差に頑張った。前走大敗でここはカラ人気だが、鞍上込みで一発の魅力あり。


◇プレミアム情報◇

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◆札幌03R/単複
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