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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/07/23 09:00


【南関東の話題】
南関東は重賞設定がない夏競馬モード、浦和4日→船橋4日のリレー開催で船橋は日曜もナイターを開催する。浦和競馬の開催メインは準重賞・プラチナC、千四の距離にA2下の条件馬が9頭出走して行われた。

プラチナC (浦和千四)
1分27秒7(良)
1着フォクスホール
2着ファイヤープリンス
3着ビーインラプチャー

今週はレース回顧ではなく、地方競馬の距離設定の話を一つ。プラチナCが行われた千四という距離は、門別を除く全ての地方競馬場に設定されている(大井と盛岡は外回りのワンターン、船橋は内コース設定)。奇数ハロンの非根幹距離だが、一周1,100〜1,200mの競馬場では千六を設定するのが難しいので多くのレースが行われる距離となっている(JRAのファンの方も、再転入馬の馬柱が千四で埋まっているのをよく見かけるのではないだろうか)。また、交流重賞も黒船賞(高知)・かきつばた記念(名古屋)・さきたま杯・オーバルスプリント(浦和)・サマーチャンピオン(佐賀)・兵庫ジュニアグランプリ・兵庫ゴールドトロフィー(園田)が千四の距離設定になっている。
南関東には北海道からの転入馬が多いので、門別千二の時計ならある程度「値踏み」(転入したクラスで通用するかの見極め)ができる。しかしそれ以外の地区からの転入馬は、それぞれの競馬場の千四の時計で見極めなければならないがこれが結構難しい。一つ例を挙げてみよう。
6月28日大井競馬5Rに出走したロードエフェクトという馬は、園田の3歳A級を走っていてこの日が転入初戦。転入先が3歳未格付けならクラス的には上位の見立てで、2番人気に推されていた。しかし記者室の「時計通」は、「園田なら良馬場で1分31秒台じゃないとこのクラスではきついんじゃないか。」と話していた。果たしてロードエフェクトは、見せ場なく8着に敗れた。コース形態はほぼ同じ小回りのツーターンでも、基準となる時計は競馬場ごとに異なっている。
福島1,150mや園田1,230mと1,870mなど、競馬場によって距離設定は様々あり時計の比較は難しい。しかし地方競馬のファンならばそれぞれの競馬場の千四の時計の「値打ち」がわかると、馬券的中に一歩も二歩も近づけるのではないか。東海地区なら「名古屋は笠松より時計がかかる」などの「経験則」も踏まえて、当コラムも(広域発売で馬券を買いながら)鋭意調査を続けたい。

☆誌上公開情報☆
中京01R
◎08シゲルマツタケ
単20%、複80%
先週は日曜最終レースで8番人気を勝たせて存在感を示した笠松の佐藤友則騎手、今週も中京に参戦して6頭の手綱を取る。人気薄で面白いのはこの馬、デビュー戦は見せ場も作れず10着に終わったが中間の変わり身が凄い。前回は坂路だったがこの中間はCWに入れて、先週は内に併せて遅れていた相手に直前は外を回して大きく先着した。ガラリ一変に賭ける。

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