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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/07/09 09:00

【南関東の話題】
南関東は夏競馬、梅雨の末期特有の変わりやすい天気と馬場。スパーキングナイター川崎競馬は、スパーキングレディCが開催のメイン。

スパーキングレディC (川崎千六)
1分41秒6(稍重)
1着アンジュデジール
2着ララベル
3着タイニーダンサー

アンジュデジールは真ん中の枠だったが、内から行く馬はトーコーヴィーナスだけ。まんまと好位のインに潜り込むと、道中は息を潜めて「死んだフリ」。果敢に攻めるララベルにホワイトフーガが襲いかかっても仕掛けを待って、直線で鋭い末脚が牙を剥いた。ホワイトフーガを差し返したララベルを、内から一気に抜き去って先頭でゴールに飛び込んだ。鞍上のガッツポーズは会心の騎乗だった証、切れ味を引き出すために52キロを生かし切った。
ララベルは目下絶好調、股関節が固まって本格化を示している大型の牝馬。この馬本来のボリュームで仕上げられるようになって、交流重賞でも格負けしない逞しさを身につけた。レース前の荒山師は「川崎のマイルは合っていると思うが、ダートの女王がいるので。」と控えめだったが、勝負処からホワイトフーガの圧力を跳ね返したのは成長の証。落鉄がなかったら、ひょっとしていたかも。
タイニーダンサーは昨年の関東オークス馬、その昨年と同じ3着だったが時計は0秒4落としている。昨年は先行したが今年は差しに回って、決着がついてからの突っ込みだった。名は体を表さない大型馬、馬体の成長を見せながらも現状は善戦ウーマンになっている。
4着ホワイトフーガは発馬でミス、ホームストレッチで位置を取るためにひと脚使っていた。千四の後だったためかタメが利かない感じで3コーナーから進出、58キロは克服済みとはいえ少しでもロスがあるとズシリとのしかかる。今開催の馬場は外をマクると終いが甘くなる造成、昨年は良馬場を1分40秒5で駆けた馬が今年は稍重で1分42秒9。ダービーのアルアイン・宝塚記念のキタサンブラックと同じく、前走で速い時計で勝った反動もあったか。5着トーコーヴィーナスは最内枠から逃げ宣言、ララベル→ホワイトフーガと二段構えの圧力にもへこたれずよく頑張って掲示板ゲット。

☆誌上公開情報☆
函館06R
◎14オニチャン
単20%、複80%
桑村騎手は南関東では期間限定騎乗でおなじみ、立ち回りのうまさが光るタイプでJRAの競馬に合う。今日は地方馬以外にも4鞍の騎乗依頼があって、いずれも乗り替わりでガラッと変わりそうな馬ばかり。中でもこの馬はここ2戦は若手の騎手が乗って0秒2差→0秒3差と内容の濃い競馬を続けている。引き続きウッドで丹念に乗られて、ここで一変を期待する。

◇プレミアム情報◇

(バラ売り提供)

◆函館03R/単複
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