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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/07/02 09:00

【南関東の話題】
南関東は春の大一番・帝王賞、コパノリッキーが回避してもケイティブレイブが繰り上がって豪華メンバーのフルゲート。大井二千のチャピオンコースで、JRAの一線級が顔を揃えての一戦。梅雨時らしく先週に続いて馬場は悪化、大井の道悪は特殊な馬場になりやすくコース適性も重要なファクター。

帝王賞 (大井二千)
2分04秒4(重)
1着ケイティブレイブ
2着クリソライト
3着アウォーディー

ケイティブレイブはJRA選定馬の中で唯一大レース勝ちがなく、コパノリッキーの回避で出走枠に滑り込んだ馬。とはいえ重賞勝ちは5つを数え、決して実績がなかったわけではない。今年のメンバーがそれだけ豪華だったという証左で、その中で初めて大レースを勝ったことには大きな意義がある。「この馬のリズムで走らせれば、前に行くことになるだろうと思ってました。でも発馬で躓いてしまって、押し上げて行くよりはリズムを大事にしようと思ってあの位置に。凄い脚を使ってくれましたね。」と福永騎手。
クリソライトは戸崎騎手の手綱、東京大賞典はコパノリッキーで5F通過64秒8の超スローを演出。今回は逃げるオールブラッシュに早めにプレッシャーをかけて、アウォーディーに対してセーフティリードを保って直線に向かう作戦。上手くハマってアウォーディーを突き放したが、離れた外から思わぬ相手が直線一気に強襲してきた。これは展開の綾。
アウォーディーはドバイワールドカップからの帰国初戦、海外遠征後の調整がいかに難しいかを思い知らされた一戦だった。直線でなかなか前を交わせないでいるうちに、後ろにも差し馬たちが迫っていた。気合も馬体造りもまだ良化の余地を残す状態、秋に向けてじっくり仕上げてほしい。
4着サウンドトゥルーは徹底した待機策じゃないと、末脚の切れが鈍ってしまうキャラクター。大レースを勝つときはいつも我慢が実を結ぶ形で、自分から動いて行くと昨年の東京大賞典のように少し足りない。それだけに上がりが速くなる条件(軽い馬場状態やスローペース)では善戦止まり。5着アポロケンタッキーもアウォーディーと同じくドバイワールドカップから直行、さりとて検疫や再調整を考えれば一戦挟むのは至難の業。順調に使われてきた平安S組に後れを取ったのが、実力差ではないことは秋以降に証明すればいい。

☆誌上公開情報☆
福島01R
◎08ナオトラ
単20%、複80%
竹内厩舎は5頭出し、一の矢はこの馬。「前走はモタれる面はマシに。ただ、包まれて動けなかった。中1週でも体調は維持。」と星勘定に入れている。二の矢のアツコもかなり相手が下がってきたし、三の矢のラブターボは出脚がつくようになって好枠ゲット。好条件が揃った馬が多くて、期待が高まっている。新馬ユイノシンドバットは古馬と併せて好仕上げ。

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