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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/06/11 09:30

【南関東の話題】
南関東は週末から梅雨入り、水曜の東京ダービーは雨こそ降らなかったが重馬場。羽田盃の上位2頭は強力で、別路線組がどう渡り合うかが注目された一戦。

東京ダービー (大井二千)
2分06秒9(重)
1着ヒガシウィルウィン
2着キャプテンキング
3着ブラウンレガート

ヒガシウィルウィンは船橋・佐藤賢厩舎の所属馬、師にとっては無敗の三冠馬・トーシンブリザード以来のダービー制覇となった。羽田盃の前は森泰斗騎手がつきっきりだったが、この中間は厩舎スタッフによる仕上げ。
レース前に「意思疎通は図っていましたし、仕上げには何の不安もありません。羽田盃だってキャプテンキングより前に行けば勝っていたと思いますが、前哨戦でハナを切らせるのは陣営も僕もどうかな?と思っていました。目標は飽くまで東京ダービーなので、ゲート次第ですが今度はキャプテンキングより前に行こうと思っているんですよ。」と鞍上。目論見通りにブラウンレガートを内に見ながら、キャプテンキングの前を走らせた。瞬発力勝負に持ち込んで弾ける脚を引き出して、あっという間の6馬身差。人馬一体の完勝で、南関東リーディングジョッキーに新たな称号が加わった。
キャプテンキングはJRA時代は追い込み脚質、羽田盃の逃げは奇襲と言える作戦だった。今回の位置取りは本来のもので、ハナを切れずに力を出せなかったわけではない。逃げるにせよ追い込むにせよ、息の長い脚を使うタイプでヨーイドンは苦手なタイプ。羽田盃のスタートから4→5Fめは12秒9→12秒3と流れていたが、東京ダービーの5→6Fめ(ちょうど同じ場所)は13秒2→12秒6と緩んでいた。反応の鋭さはヒガシウィルウィンが一枚上で、一気に離されて勝負あった。
ブラウンレガートは7000勝ジョッキー・的場文騎手が渾身の騎乗、有力馬より内枠を引いて3番手のインでピッタリと折り合った。そこからは帝王賞のボンネビルレコードを彷彿とさせるイン突きで、派手なアクションで追いまくったがヒガシウィルウィンが強すぎた。「思い通りのレースができたよ。こればかりはしょうがない、また来年だね。」と現役続行宣言で締めくくった。ワンツーを決めた森騎手と矢野騎手は、ともに地方競馬冬の時代に所属競馬場の閉鎖で南関東にやって来た苦労人。本当にいいダービーだった。

☆誌上公開情報☆
東京06R
◎06ランリーナ
単20%、複80%
乗り込み量は十分、2週前の芝コースでの追い切りは馬なりでラスト11秒6。1週前はウッドで5Fから、直前もウッドに入れて4Fからサッと。もう仕上がっているため直前は馬なりでも大丈夫、半姉がマーメイドSに出走するキンショーユキヒメなら血統的な背景は十分。竹内師は「セール出身馬。前向きで反応がいいし、水準以上。初戦から動けそう。」と自信。

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