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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/05/14 09:00

【南関東の話題】
南関東はクラシックウィーク、牡馬第一冠・羽田盃と牝馬第二冠・東京プリンセス賞が行われた。牡馬クラシックはローズジュレップを失ってもなお多士済々、牝馬クラシックもタレント揃いで馬券的な興味も尽きない。

羽田盃 (大井千八)
1分54秒4(良)
1着キャプテンキング
2着ヒガシウィルウィン
3着キャンドルグラス

キャプテンキングはJRA2勝で2月のヒヤシンスS5着、これまでの南関東クラシックを目指して転入してきた馬ではかなり格上の存在。初ナイターもなんのそので、テンから積極的に立ち回って後続を完封して見せた。額面通りの強さを見せて、大目標の東京ダービーへ。
ヒガシウィルウィンは全日本2歳優駿で夭折したローズジュレップに後れを取ったものの、JRAの強豪を向こうに回して堂々たるレースぶり。3歳を迎えての成長力も確かなサウスヴィグラス産駒、母の父ブライアンズタイムがそれを後押ししている。
キャンドルグラスは差しに回っていい脚を使って、前2頭には大きく離されたものの3着を確保。この馬も全日本2歳優駿走って9着、現状の力は出していると見たい。
4着ホワイトソニックも前半に溜めて終い勝負、人気薄ながら3着に届いたかの見せ場を作った。5着クラキングスは3着馬や4着馬よりも積極的な運び、渋太く脚を使って価値ある入着。11着ミサイルマンは馬体が増えて完調間近、しかし大外枠での好発が仇になってまともに掛かってしまった。

東京プリンセス賞 (大井千八)
1分56秒3(良)
1着アンジュジョリー
2着アップトゥユー
3着ステップオブダンス

アンジュジョリーは5勝馬で、重賞勝ちはなくとも東京2歳優駿牝馬で3着に頑張った馬。順調に使われて力をつけ、大一番で暮れの雪辱を果たした。2歳時の力関係をひっくり返した成長力は母の父アグネスタキオン由来、クラシックに向けてグンと上向いていた。
アップトゥユーはスピードタイプ、しかし折り合って走れるので距離は大丈夫。ピンクドッグウッドのマークを受けたが、3コーナー過ぎで持ったままで振り切ると一旦は独走態勢。離れ外から来られて悔しいアタマ差、サウスヴィグラス産駒らしい成長も見せた。
ステップオブダンスは浦和桜花賞で外枠に泣いたが、今回は絶好枠を引いた。陣営も「これまでとは違う走りを見せられる。」と強気、勝ちを意識してアグレッシヴに乗られたがやや離された3着まで。
4着イントゥゾーンは調教駆けするタイプ、にしても直前はこれ以上ない気配を見せて好調をアピール。重心が沈み込む走りは走る馬の共通点、フロックと見ないほうがいい。5着ガロはいつも自分の力を出し切る善戦ウーマン、腕を上げた柏木騎手のエスコートで掲示板ゲット。11着ピンクドッグウッドは理想的な展開だったのに、直線はイヤイヤしながらあっとう間に沈んでいった。少なくとも、乗り方云々ではない負け方。

ヴィクトリアマイル
今年はスプリント路線から中距離路線まで、実にたくさんのステップを踏んだ馬たちが集結した。3歳時から一線級で活躍した馬もいれば古馬になって台頭した馬もいて、そこに土曜の雨とくれば馬券の難易度で言えばNHKマイル以上。今度は2頭軸にとどまらず、ヒモまでビシッと当てたい。

☆誌上公開情報☆
京都02R
◎13オリヴァー
単20%、複80%
デビューから2戦は大きく負けており、今回もカラ人気は必至。しかし陣営が背中の良さを評価する馬で、しかもまだキャリアが浅いだけに見限るには早計。「乗り味が良く、素質は秘めているがまだ競馬が大雑把。使いつつ良くなると思う。」と陣営、ここは動き出しを狙っての先物買いで狙ってみたい。直前は長めからビッシリ追われ、上積みも見込める状態。


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