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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/05/07 09:15

【南関東の話題】
南関東はゴールデンウィーク中は好天に恵まれ、船橋→大井のリレー開催・1日20レースで盛り上がった。フィナーレを飾ったのは大一番・かしわ記念、船橋のマイルにJRAのスターたちが集結して覇を競った。

かしわ記念 (船橋千六)
1分39秒9(良)
1着コパノリッキー
2着インカンテーション
3着モーニン

コパノリッキーはこれで連覇達成、そして3度目のかしわ記念制覇。これで鉄砲は4勝目だがなんと全てG1級のレース、陣営がこの馬を知り尽くしているからこそこういう仕上げを施せる。
この馬を知り尽くしているのは相棒の武豊も同じ、最内枠でダッシュがつかなくても慌てず騒がず揉まれない位置にエスコート。あっという間にピンチをチャンスに変える豊マジックで、直線は前で競り合う先行馬をあっという間に飲み込んでしまった。フリオーソのフェブラリーSもそうだったが、賢い馬は鞍上が慌てさえしなければすぐに状況に適応できる。
インカンテーションはマーチSで復活の狼煙を上げて、ここで完全復活の走りを披露。うまく脚を溜めて直線は馬群に突っ込み、前を行く馬たちの間を割って伸びて来た。「マイルにも対応してくれたし、どんな競馬でもできるタイプだね。」と岩田騎手。
モーニンはすんなりとハナを切って折り合いもスムーズ、ブラゾンドゥリスは早々に手応えが怪しくなり、ベストウォーリアは同馬主で持ったまま競り込んで来ない。4コーナーを回ってからは逃げ切りかと思われたが、「自分でブレーキをかけているような走りでした。」とルメール騎手。
4着ベストウォーリアは4コーナーを回る時はモーニンやブラゾンドゥリスよりも手応えは優勢、それだけに後ろに差されたことよりも前を交わせなかったことにがっかり。「スムーズに運べましたが、伸びなかったのは中間の挫石の影響かもしれません。」と戸崎騎手。5着ブラゾンドゥリスは積極策、4コーナーの手応えからすればよく粘った。「ツーターンに課題を残しているが、頑張ったよ。」と内田博騎手。
南関東からは9歳馬が2頭出走しただけ、他地区の馬もかきつばた記念がハンデ戦になってトウケイタイガー・ラブバレットがそちらに出走。JRAと地方のチャンピオンホースがぶつかるという、本来の交流重賞の姿からは程遠いレースになってしまったのは向正面からのレース展開を見れば明らか。格付けからハンデ戦にするわけにもいかないが、地方の有力馬が集まるインセンティブを考えなければならない時期に差しかかった。このレースに4回も挑戦したフリオーソのような、地方のチャンピオンの参戦がレースを盛り上げる時代の再来を望む。

NHKマイルC
同じ左回りでもこちらは芝の3歳戦でワンターン、内国産とマル外の棲み分けを目的に創設されたレースが今や3歳スピード王決定戦に。出自ではなく距離適性で棲み分ける、本来の競馬の形になってきたレース。豊作世代と言われる牝馬が4頭エントリーして、馬券的にも面白いレースになった。当コラムに◎は6番人気以下は必至の情勢、割れ加減の人気でも高配当を狙う。
続きはプレミアム情報でどうぞ。

☆誌上公開情報☆
東京02R
◎15サーデューク
単20%、複80%
竹内厩舎今週のイチオシはこの馬、「能力は高いんですが、前走は速い上がりに対応できなかった。千四で改めて。」と師。「いいモノを持っているのは確か。大トビで東京が合っている。今回はチャンス。」と内田博騎手。新潟6レースのアイティプリンセスは直線千で上手く11番を引けたし、このコースで穴を出すのはダートで走ってきた馬。一発ありそう。

◇プレミアム情報◇
本日は9時30分に更新します。
(バラ売り提供)

◆新潟01R/単複
[100pt]

◆東京11R/三連単
[100pt]

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