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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/04/02 09:00

【南関東の話題】
南関東は週初めこそ雨に見舞われたが、週中は穏やかで春らしい陽気。ポツポツと桜の蕾も綻んで、浦和桜花賞に相応しい陽気だった。

浦和桜花賞 (浦和千六)
1分42秒8(稍重)
1着スターインパルス
2着グラスサファイヤ
3着シェアハッピー

スターインパルスは野田トレセンで調教されている浦和所属馬、トライアル→本番と直前は本馬場(浦和競馬場)まで輸送されて実質3コーナーからの追い切りを消化。17日に75秒4→39秒3、24日に71秒7→41秒1の時計をマーク。テンを速く入る調教法が功を奏して、馬が道中のひと頑張りを覚えてくれた。リーディングトレーナー、小久保調教師の腕が冴えた。
レースでは外に張る右回りでも水沢の地方交流を勝っている逸材が、テンから11秒9→11秒6のハイラップ。アップトゥユーとゴーフューチャーの競り込みを振り切った時点で大きなアドバンテージ、ラスト2Fは13秒3→14秒7とラップを落としたが追走した馬たちにももう脚がなかった。石崎駿騎手の思い切りのいいプレーで、桜冠をゲット。
グラスサファイヤは歯替わりとフケ(発情)に悩まされて、食べても身にならない時期があった小兵。ようやく立ち直ってトライアルは3着に好走、18日に速い時計を出して24日は手控え気味の追い切り。馬体を6キロ減らしたがどうにか持ちこたえて、揉まれ込んでも耐え抜く長所を生かして最後に伸びてきた。
シェアハッピーはトライアルの前に馬場見せのために浦和まで運ぶほど繊細な馬、それでも出負けして8着。今回は絶好の4番枠を引いたが前走以上に出遅れて、発馬直後は一頭だけ取り残されていた。流れが向いて伸びてはきたが、まずは発馬を矯正したい。
4着ガロの泉山眞行氏は南関東で長く楽しんできたオーナー、西山牧場の生産馬を多く所有してきたが同牧場の解散に伴ってこの馬の母ニシノカーリーが日進牧場に移動。リーチザクラウン産駒の「西山ブランド」で、配合は名アドバイザー・青木義明さんの手によるもの。馬体減に歯止めがかかって、渋太く入着。5着ステップオブダンスはミッドウェイファームの調教馬、追い切りで併せたターミガンが早々に一杯になって、この馬は馬なりのまま相手なりの追い切り。賢い馬だけに、ここで楽することを覚えてしまった。レースでは人気馬ゆえにスターインパルスを捕まえに行かざるを得ず、そこで脚を使ってしまった。周りに馬がいなくなってしまったのも誤算で、闘志に火が付かずに終わってしまった。

大阪杯
過去5年間種牡馬リーディングでワンツーを決めているディープインパクトとキングカメハメハは、ここにディープインパクトが5頭・キングカメハメハが4頭の産駒を送り込んでいる。過去3年はキズナ→ラキシス→アンビシャスとディープインパクト産駒が連勝中、反対にキングカメハメハの父系ミスタープロスペクター系は過去10年を遡っても勝ち馬が出ていない。この傾向がG1昇格で変わるのか否か、予想のポイントを血統に置いて組み立ててみたい。
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☆誌上公開情報☆
中山04R
◎01アツコ
単20%、複80%
入障戦で3着に好走した後は大きな着順が続くが、「今すごく具合がいいし、このメンバーならいいところじゃないかな。前走だってこの馬なりの走りができたし、体が増えてトモが良化している。中山向きなので、入着以上を期待。」と竹内師。高額条件からの入障組は平地の脚があるのでかなり手強いが、飛越でアドバンテージを取れれば太刀打ちできるはず。

◇プレミアム情報◇

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