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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/03/20 09:00

【南関東の話題】
先週の船橋競馬で、通算2000勝を達成した森泰斗騎手。昨年は3年連続でリーディング、しかも目標としていた年間300勝も達成した。内田博騎手や戸崎騎手がリーディングだった頃のような「一強」時代の到来かと思いきや、強力なライバルが帰って来ることになった。森泰斗騎手の前に2013年に253勝を挙げてリーディングジョッキーとなり、2014年も246勝の森泰斗騎手に次ぐ2位(219勝)となった御神本「騎手」が復帰することになった。
大井競馬場小林分場で三坂厩舎で馬の仕上げに励みつつ、騎手復帰に向けて試験に挑戦して合格を勝ち取った御神本厩務員。これまでにも騎乗停止や高知競馬への「武者修行」など、波乱に満ちた騎手人生を送ってきた男だが、今回の「不在」は時間的な目処が立たない(昨年の試験は不合格)という意味においてとても重いものだった。
復帰の是非には様々な意見があるようだが、益田競馬場の廃止に伴って二十歳そこそこで大井競馬場にやってきた時の目の輝きを取り戻せば今度こそ大丈夫。益田競馬の若きリーディングジョッキーとはいえ、縁もゆかりもない東京でしかも初めて乗る広くて直線が長いコース。勝ち鞍が挙がってきた頃に真剣な眼差しで、「賞金額でいえば、毎レースが重賞に乗っているような感覚です。」と話していたことが印象に残っている。最下級条件のC3クラスでも130万円の賞金が出ていた時代(現在は80万円)、益田競馬の賞金水準は重賞でも100万円前後だった。緊張が抜け切らず、それでも未来への希望を見据えたあの眼が戻って来れば、不在の間に森泰斗騎手に先を越された2000勝だってすぐに達成できるはず(現在1952勝)。
そして、かつて石崎隆之騎手と的場文男騎手が鎬を削った「二強」時代の再来も待ち遠しい。政治も相撲も競馬も、一強はつまらない。元JRAダービージョッキー・藤田騎手も道営での騎手復帰を目指しているとの報道もあり、今年の地方競馬は面白くなりそうだ。

☆誌上公開情報☆
中山05R
◎16ピクニックランチ
単20%、複80%
金沢の吉原騎手は南関東期間限定騎乗の常連、通年で乗ったらこの人もリーディング級の活躍間違いなしの腕達者。今日は金沢のヴィーナスアローで参戦、10鞍に騎乗する。竹内師が「経験馬相手でどうかだが、背中のいい馬で素質を感じさせる。性格も真面目。」と高評価のこの馬や、戸崎騎手が素質を評価する4Rアイアムノーブルなど配当的に魅力たっぷり。



◇プレミアム情報◇

(バラ売り提供)

◆中山03R/単複
[100pt]

◆中京05R/単複
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