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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/03/19 09:45

【南関東の話題】
南関東は船橋競馬、ハートビートナイターの開幕シリーズだが寒の戻りで雪の予報まで出る寒さ。開催メインは交流重賞ダイオライト記念、長距離路線のスターが顔を揃えたが何と言っても注目はクリソライトによる史上初の3連覇への挑戦だった。

ダイオライト記念 (船橋二四)
2分37秒8(重)
1着クリソライト
2着ユーロビート
3着ウマノジョー

クリソライトは一昨年2分33秒6(不)→昨年2分36秒4(不)→今年2分37秒8(重)という時計で3連覇、馬場とペースに大きく左右されるのが長距離戦の時計なのでペースや馬場に左右されずに強さを発揮したと見るべき。船橋は昨年の11月(平和賞開催)に千六でそれまでより3秒ほど遅い、砂の深い馬場造成になったのでパフォーマンスを落としたと見てはいけない。
マイネルトゥランに行かれても3番手で機を窺い、正面スタンド前でペースが緩むと果敢にハナを奪った。馬に負担がかかりにくい仕掛けで、武豊騎手の手綱を冴えを見せつけた好騎乗。主導権を握ってからは気分良く走らせて、地力のない馬から脱落するサバイバルレースになった。上がりは41秒4掛かったが、2着以下を6馬身突き放す大楽勝。
ユーロビートは昨年3着→今年2着、走破時計は1秒5遅くなったがクリソライトとの着差は1秒2→1秒3とほぼ平行移動。このことからも昨年との時計差=馬場差と言い切れるので、この馬も力を出し切っている。「具合が良かったので、先行馬を目標によく伸びてくれました。勝った馬は更に伸びていた感じですが、この馬自身はステイヤーの走りを身につけています。」と吉原騎手。
ウマノジョーは斤量増をモノともせず、終いはよく伸びてきた。岩手では長距離を走る機会がなかったが、ここ2戦は長距離戦で存在感を示している。父系祖父にアサティスを持つスタミナ血統で、アサティスの祖母の全妹がこの馬の4代母という配合でそのスタミナを見事に再現している。
4着グレナディアーズは前売り中に単勝1.1倍になったことで、少なからぬ人々を驚かせた。クリソライトと同じキャロットファームの勝負服、「まさか、こっちが勝負では?」と思った人もいたようだ。これまで差しで勝負していた馬が積極策、見せ場を作ったが最後は脚がなくなった。祖母キョウエイマーチは桜花賞馬、芝ダート兼用のスプリンターだった。5着クラージュドールは金盃で大出遅れ、それでも終いはいい脚で差を詰めていた。今回は発馬も決まり、じっくり構えて直線勝負。一旦は3着争いに加わったが、最後は少し甘くなった。母はステイゴールドの全妹、二千以上なら交流重賞でもチャンスはある。


☆誌上公開情報☆
阪神11R
◎04トーセンバジル
単20%、複80%
去年のジャパンCで▲を打ったが、さすがに相手が強かった。当時は昇級戦だったが、3歳の春には神戸新聞杯で3着に頑張っていた馬。ハービンジャー産駒でパワーのいる阪神コースは向くし、日曜追いの動きも良く久々の不利も感じない。直前も馬なりのままラストは11秒9、切れる脚を使えるようになってきたし、フォトパドックでも皮膚を薄く見せている。

◇プレミアム情報◇

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