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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/02/19 09:00

【南関東の話題】
南関東は大井競馬が開幕、春は名のみの寒さで始まったが開催最終日はまさに春の陽気。クラシックの蹄音をすぐそこに聞きながら、開催のメインは古馬の長距離重賞・金盃。大井記念と距離を入れ替えてから、ダイオライト記念への重要なステップレースとなった。

金盃 (大井二六)
2分51秒6(良)
1着ユーロビート
2着ウマノジョー
3着クラージュドール

ユーロビートのパドックは2人曳き、外側を歩いていたのが新潟公営競馬で騎手として活躍した榎伸彦調教厩務員。2月8日に船橋のB2下の交流戦でワットロンクンを勝たせて、勝ち運が付いていた。外厩としてフル稼働するミッドウェイファームでいつも一緒なので、馬は落ち着いていた。ダート長丁場のスペシャリストとして育てられ、JRAでは二一・二四・二五で勝ち鞍を挙げた。南関東に来てからも昨秋に二四の東京記念を圧勝、昨年の今頃は金盃でジャルディーノの2着→ダイオライト記念でクリソライトの3着。次走はもちろんダイオライト記念。
ウマノジョーもミッドウェイファームで鍛えられている俊英で、稽古ではユーロビートと互角以上に動く馬。折り合いに不安のないタイプで、3走前には二千でガーニーフラップを撃破。長丁場向きの馬が52キロ、岩手の山本聡哉騎手が末脚の爆発力を引き出した。
クラージュドールは父キングカメハメハ・母の父サンデーサイレンス、決め手の鋭さが売りの社台ブランド。発馬で大きく躓いて鎧が外れてしまい、普通ならレースにならない展開。それでも昨年の300勝ジョッキー・森泰斗騎手は、諦めずに末脚を伸ばしてきた。全盛期の佐々木竹見騎手が、鎧が外れても内腿の筋力だけで馬を御して勝ったことを彷彿とさせた。
4着キープインタッチはゲートと気を抜く気性が課題、ゲートはクリアしたが直線で2着はあるかの勢いで上がってきたところから前を交わそうとしなかった。5着トーセンハルカゼはダイオライト記念へ直行のプランを変更して急遽の参戦、連闘で馬に闘争心がわきあがってきた。7着オリオンザジャパンは笹川騎手が連日乗って仕上げたが、まだ息ができておらず直線は外に張っていた。

フェブラリーS
根岸Sを勝ったカフジテイクは津村騎手、このレース3勝めを狙うコパノリッキーは武豊騎手とコンビ復活。ケイティブレイブは武豊騎手から幸騎手に、モーニンは戸崎騎手からムーア騎手に乗り替わりだがいずれも一流騎手を確保。昨年そのモーニンでこのレースを勝ったミルコは、前走出遅れて人気を裏切ったゴールドドリームで雪辱を期す。昨年2着のノンコノユメも、不動のパートナー・ルメール騎手と虎視眈々。大野騎手の騎乗停止で、出馬投票直前まで騎手が未定だったサウンドトゥルーは、大ベテラン・柴田善騎手とコンビ結成。騎手の動きを追うだけでも目まぐるしい、今年最初のG1レース。ビシッと当てて、好発進を決めたい。
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☆誌上公開情報☆
京都07R
◎07コルヌコピア
単20%、複80%
竹内師は京都で臨場、「前走は久々、いつもよりイレ込みがキツかった。一度使って落ち着いて臨めそう。」と話して新幹線へ。末脚の切れを引き出してくれそうな相棒、笠松のリーディング佐藤友騎手を確保して意欲の遠征。ゼアミは東京の大島特別に岩田騎手を確保してあったが、無念の除外で京都最終レースにスライド。力は足りるだけに右回り克服を願う。

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