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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2017/02/12 09:00

【南関東の話題】
南関東は船橋競馬、立春を過ぎてレース名にも「春」の字が多く使われている。ところが開催4日目は雪、春は名のみで最高気温は5度あるかないか。天候に恵まれた3日目が開催のメイン、報知グランプリC。大井の金盃が二六に距離を変更して3年目、中距離馬が冬場の目標とするレースになった。

報知グランプリC (船橋千八)
1分55秒8(良)
1着エンパイアペガサス
2着ムサシキングオー
3着モンサンカノープス

エンパイアペガサスは岩手で不来方賞を圧勝して、全国交流のダービーグランプリでトロヴァオの2着。東京ダービー馬のバルダッサーレには先着、レベル的に通用するメドを立てて浦和の平山厩舎に転入。今回は岩手時代からの相棒で、【5.3.0.0】と好相性の村上忍騎手を呼び寄せて勝負に出た。村上忍騎手は岩手のトップジョッキーだが、これまでの期間限定騎乗では思うような成績を残せなかっただけに嬉しい重賞制覇。「逃げるとか抑えるじゃなくて、周囲の馬の動きに合わせて乗るんです。」と、相変わらずの自然体。
ムサシキングオーも前々走からケガによる長期離脱から復帰した和田譲治騎手とのコンビが復活、全12勝のうち9勝を挙げている名コンビ。折り合いをつけて強襲する作戦に出たが、思ったよりスローに流れたために詰め切れず悔しい銀メダル。
モンサンカノープスは本質的にはマイラー、パドックでは舌を出して遊んでいてもレースでは真面目で堅実。千八ではどうしてもハマり待ちになるので、この日も待機策を選択。スローにハマってしまい作戦が裏目、中間3本追い切っても冷え込みが激しくて重目が残った。
4着インサイドザパークは往年のダービー馬、チラッと見えた復調の兆しをどこまで本物にできるか。この時期に10キロ絞れるのは代謝がいい証拠。5着コンドルダンスはマイルまでで追い込む形が理想、道中が緩みやすい中距離では下げて行ってもハマらない。
大差のしんがりにタイムズアロー、西村騎手は「背中が硬くなっている」とレース前に心配していた。結果論だが「硬さは時期的なもの」とした陣営より正しい見立てだったし、付きっ切りで仕上げるパートナーでも掴みきれない気性面の難しさがある。

☆誌上公開情報☆
小倉09R
◎15アインザッツ
単20%、複80%
昨年3月には現オープンのカフジプリンスと0秒5差の競馬があり、9月に勝ち上がった後に休養に入った。復帰戦となった前走はプラス20キロで6着のまでだったが、着差は0秒8差と格好はつけた。「馬体増は戻った分と成長分、久々でも悪くなかったが詰まる場面が。小倉で勝ってるし、スムーズなら。」と陣営、乗り味の良さを評価しており出世を期待する。

◇プレミアム情報◇

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