【南関東の話題】
南関東の12月は大井競馬で始まって、船橋→川崎→浦和とオーラス開催を行って大井に戻って東京大賞典からの重賞3連発で大団円。月初の大井は、勝島王冠とジェムストーン賞の2重賞が組まれた豪華番組。

勝島王冠　（大井千八）
1分53秒0（良）
1着キングストンボーイ
2着ナンセイホワイト
3着ライトウォーリア

キングストンボーイは吉原騎手とのコンビで連覇を達成、4コーナーからは大井記念のリプレイを見ているかのように持ったままで外から先行勢に並びかけた。二千の大井記念はここから伸びあぐねてライトウォーリアに差し返されたが、千八の今回は最後までスパッと伸びた。吉原騎手も重賞200勝到達。
ナンセイホワイトも千八【6.3.1.2】の距離巧者、キングストンボーイと同じく1F延長で躍進した。安藤洋一騎手はテン乗りだったが、「前に壁を作りたかったが、外枠でそれができなかった。気持ちを切り替えて、馬の走る気を切らさないように乗った。いい競馬をしてくれた。」と冷静な騎乗を見せた。
ライトウォーリアはここが引退戦、59キロを背負って自分の競馬に徹した。かつての主戦・矢野騎手とのコンビだったが、「最後は斤量の分、久々に乗ったが馬は衰えていなかった。引退するのはもったいないけど、このあと大事な仕事もある馬なので無事に終わったのがなにより。」と相棒を労った。
4着ハデスキーパーは発馬ミスが出たが、そこから位置を取りにいって後方4番手あたりから。よく伸びてきただけに、発馬が五分なら圏内だった。毎年12月に馬券になっている馬で、月内もう一走あれば買い。5着バハルダールは千七から千九でオープンの名鉄杯を含む5勝、千六からの距離延長で前進した。「まだ動きたい時に動けないが、距離は合っている。」と藤田凌騎手。

チャンピオンズC
キズナ（ダブルハートボンド・シックスペンス・ハギノアレグリアス・サンライズジパング）・キタサンブラック（ウィルソンテソーロ）・キングカメハメハ（ペプチドナイル）は、芝でも一流馬が輩出した「二刀流」の種牡馬。サンダースノー（ナルカミ・テンカジョウ）・パイロ（メイショウハリオ）・アメリカンファラオ（ルクソールカフェ）・マジェスティックウォリアー（ラムジェット）はダートの活躍馬が目立つ種牡馬。過去10年の優勝馬の父は
スズカマンボ（サンビスタ・ダート）
フレンチデピュティ（サウンドトゥルー・二刀流）
ゴールドアリュール（ゴールドドリーム・ダート）
シンボリクリスエス（ルヴァンスレーヴとクリソベリル・二刀流）
キングカメハメハ（チュウワウィザードとジュンライトボルト・二刀流）
シニスターミニスター（テーオーケインズ・ダート）二刀流
レモンドロップキッド（レモンポップ2回分・ダート）
となり、二刀流種牡馬とダート種牡馬はほぼ互角。
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☆誌上公開情報☆
中山02Ｒ
◎14テルケンレンスキー
単20％、複80％
土曜は朝イチから3着2回の竹内厩舎、人気薄で馬券を買って応援する分には嬉しかったが、時期的に勝ち鞍が欲しいのも事実。昨年23勝が今年は現時点で14勝、まずは20勝を目的にしているのでここを勝ってラスト3週に繋げたい。「道中をリラックスして走れれば。」と師、ここは星勘定に入れている。

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