南関東は伝統の交流重賞・浦和記念、JRAの4頭を迎え撃つべく南関東勢も強力な布陣で臨んだ。

浦和記念　（浦和二千）
2分06秒8（良）
1着ホウオウルーレット
2着ロードクロンヌ
3着デルマソトガケ

ホウオウルーレットは前走シリウスSで半兄オメガパフュームとの兄弟制覇を達成、ここを勝ったことで東京大賞典4連覇の偉業を達成した兄に一歩近づいた。近２戦は上がり最速をマークしていたが、今回も36秒2で次位に0秒7差のダントツの最速。「コーナリングが上手く、最内を回ってこれた。地方の馬場は合うと思っていた。」と岩田康騎手。
ロードクロンヌは発馬ミスが出たみやこSでもしっかり追い込んで、レースセンスの良さを示していた。発馬ミスは一過性のものと見えて、好発からクラウンプライドの番手を追走して勝ちが見えたところを出し抜けを食った。「力は出し切っているが、勝ち馬には上手く抜けられた。」と横山和騎手。
デルマソトガケは元値を言えば全日本2歳優駿とUAEダービーに勝って、3歳秋にBCクラシック2着。「前走内容は悪くなかったし、ハミ受けがだいぶ良くなってきた」とレース前の陣営、最後までしっかり脚を使って復調をアピール。「もともと力はある馬で、今回がきっかけになれば。」と団野騎手。
4着クラウンプライドもコリアC連覇の国際派、「小回りコースは走りにくそうで、コーナーに戸惑っている感じがした 。」と坂井瑠騎手。5着ナイトオブファイアはジャパンダートクラシック7着、「不完全燃焼」と陣営が話していたように今回は外目から伸び伸びと走らせて入着。先が楽しみな3歳馬。

☆誌上公開情報☆
東京02Ｒ
◎11プルヴォワール
単20％、複80％
看板娘のシンリョクカを無事に牧場に帰し、竹内厩舎にはニュースターの誕生が待たれる。土曜5Rでロンギングセリーヌが2着、早くも勝ち上がりにメドを立てた。この馬はシンリョクカの馬主とフランスに出向いてセリ落とした期待馬、「前走はスムーズさを欠いたけど、まともならもう少し走れる。」と師。

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