【南関東の話題】
南関東は船橋競馬、3日目に日本テレビ盃・4日目にマリーンCと、重賞が2つ組まれる豪華番組。来週の大井は火水木と交流重賞3連発の超豪華番組、いわゆるRoad to JBCだが日本テレビ盃はJが取れてBCへと続く。

日本テレビ盃　（船橋千八）
1分52秒2（稍重）
1着フォーエバーヤング
2着レヴォントゥレット
3着ホウオウトゥルース

フォーエバーヤングが危なげない勝ち方で、昨年3着に敗れたブリーダーズカップクラシックへ忘れ物を取りに行く。正面スタンド前では少し頭を上げる仕草を見せたが、向正面からは馬体が沈んで本来の走りを披露。「久しぶりに砂をかぶる経験もさせて、少しモタモタはしたけれど慌てずに乗ろうと。4コーナー先頭からどれだけ突き放すか、というイメージ通りのレースができた。アメリカで勝つためにやってきたので、期待して欲しい。」と坂井瑠騎手。
レヴォントゥレットはステーブルメイトの背中を追う立場、矢作師は「この中間は馬っ気も出さず走りに集中できている。」と気性面の成長を感じている様子。内から主張したライトウォーリアを行かせて番手から、最後までホウオウトゥルースに抜かせなかったあたりに走ることへの集中力を感じた。
ホウオウトゥルースは9歳騸馬で、サウンドトゥルー（10歳で重賞2勝、11歳時も重賞で3着2回）の半弟。予想コラムに「重い印を打とうと思っていたサントノーレが回避となればキングズソードに印を回すしかない」と書いたが、そのサントノーレにちぎられていたこの馬が3着に飛び込んだのには驚いた。
4着キングズソードは直線で2着はあるか？の大健闘、「正直、どこまでやれるかなという感じだった。」と藤岡佑騎手。この後、無事に行って欲しい。5着ギガキングにとって船橋競馬千八は自分の庭、後方から長くいい脚を使って掲示板に届いた。

☆誌上公開情報☆
東京01Ｒ
◎13フィールドアピール
単20％、複80％
今週の竹内厩舎は1頭入魂、「結果的に千二は忙しかったみたいだけど、砂を被っても踏ん張りが利いてダートの走りは良かった。距離延長はプラス。」と竹内師。祖母ヤマカツマリリンは未勝利で園田に転出して、2勝して再転入。5歳秋にオープン入りし、6歳時にオープン特別で2着2回という晩成の牝系。


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